「さよならエレジー / 菅田将暉」のカラオケでの歌い方【音域】

菅田将暉(すだ まさき)の大人気楽曲「さよならエレジー」についてカラオケでのパート毎の歌い方や音域を解説しました。地声、裏声の高さや音程の難易度も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。

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曲情報をまとめた後に、実際にカラオケで歌唱して、歌うときに気を付ける点などを記載しています。歌いこなすために練習するときの参考にしていただければ幸いです。

「さよならエレジー / 菅田将暉」の楽曲音域データ

アーティスト菅田将暉
リリース2018/2/21
タイアップ日本テレビ系連続ドラマ『トドメの接吻主題歌
総合難易度★★★☆☆
音程難易度★★☆☆☆
地声最低音mid1C#(C#3)
地声最高音mid2G#(G#4)
裏声最高音なし
スピードBPM155(速い)
ラップなし
さよならエレジーについて

2018年2月21日にリリースされたシングル曲です。ドラマ「トドメの接吻」の主題歌に起用され、菅田将暉さんが手がけた楽曲の中では初のドラマ主題歌となります。この曲でさらに歌手としての知名度を増したとも言えますね。

菅田将暉さんは俳優として活動していましたが、その一方で歌手としても活躍していました。米津玄師さんと共に歌唱している「灰色と青」などが有名ですね。ですが現在では個人名義でリリースし、この曲を始めとしてヒットしている曲も多いです。俳優だけでなく、歌手としての才能にも恵まれていたと言えるでしょう。

YouTubeに公式チャンネルがPVを投稿しています。
再生数は2022年9月現在、1億5000万回を突破しています。動画はSony Musicチャンネルが投稿しているのですが、全ての投稿動画の中でも1位の再生回数を誇っています。

「さよならエレジー」は曲の構成がやや特殊で、2番以降で変調が発生し、一気に盛り上がれるナンバーです。

「さよならエレジー / 菅田将暉」カラオケでの歌い方について

曲の構成
  • 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • 2番:Aメロ→Bメロ→サビ(少し変調)
  • ラスト:Cメロ→ラストサビ
歌い方解説
Aメロ
  • 高音:mid2C#(C#4)
  • 低音:地声最低音mid1C#(C#3)
  • 音程:やや易(変化が少なく、歌いやすい)

音域が狭く、最高音もmid2C#(C#4)と低くて出し易くなっています。このくらいの音域ならば、ほとんどの方は出すことができるでしょう。

地声最低音mid1C#(C#3)が登場しますが、登場頻度は多くはありません。最悪外しても問題ありませんが、なるべく合わせていきたいところですね。

音程変化はあまりないので、かなり歌いやすいパートです。長くはあるのですが、リズムに乗って歌いつつ、しっかりと音程バーを見て音程を合わせるほどの余裕もあります。

口ずさむように歌唱するのがポイントですが、同時にしっかりとした発音も求められています。誰も居ない静かな空間で一人で口ずさむようなイメージで歌唱できると良いですね。

Bメロ
  • 高音:mid2F(F4)
  • 低音:mid2C(C4)
  • 音程:易(変化がほとんどない)

音域の幅はかなり狭いです。「さよならエレジー」の全パートを見てみても音域が狭く、さらに短い、歌いやすいパートとなっています。

Aメロよりも音程変化は少なく、容易に合わせることができるでしょう。そもそも短いという点も相まって、難易度はやや低めです。

Aメロよりも声を張ってサビへと少しづつ盛り上げていきましょう。Bメロそのものは短いながらも長めの発声が多いので、一音一音をしっかりと伸ばすのがポイントです。

サビ
  • 高音:地声最高音mid2G#(G#4)
  • 低音:mid1G#(G#3)
  • 音程:やや易(変化が少なく、歌いやすい)

一気に盛り上がりを見せるパートです。2番以降にはフレーズが追加され、最高潮の盛り上がりを見せます。それゆえに、1番では余力を残した歌い方をしましょう。

音程変化はBメロほどではないですが易しめです。しっかりとした発声を意識しつつ歌唱することで音程を合わせることができます。

逆に2番以降の追加されたフレーズは、ここが一番の盛り上がりを見せるので全力で歌唱しましょう。高音が連発されますので、事前に心の準備をしておくと良いでしょう。

転調後に地声最高音が登場です。mid2G#は男性の地声音域ギリギリですが、歌い慣れている人からすれば余裕があるキーです。登場するのは追加された部分の前半だけですので、そこを乗り切れるように頑張りましょう。

Cメロ
  • 高音:mid2F#(F#4)
  • 低音:mid1G#(G#3)
  • 音程:やや易(変化が少なく、歌いやすい)

サビとほぼ同じ音程で進んでいく短めのパートとなっています。サビをしっかりと歌いきれるなら、特に問題はないでしょう。

ただし原曲を聞いてみると分かりますが、菅田将暉さんは少し力を抜いて歌唱しています。mid2F#のキーに準ずるキーが多く登場しますので、やや苦しいかもしれませんが、少し儚げな印象を出せるとGOODですね。

このCメロとラストサビの落差が「さよならエレジー」の見せ場でもあります。しっかりと再現していきましょう。

ラストサビ
  • 転調:なし
  • 繰り返し:なし

転調も繰り返しもありません。これまでのサビと同じように歌いあげて、綺麗に閉めていきましょう。

カラオケで歌う場合の「さよならエレジー / 菅田将暉」の総評

曲中での音域はmid1C#(C#3)~mid2G#(G#4)とやや狭めです。
地声最高音はmid2G#(G#4)で、裏声は使われていません。音域は最近の曲としては狭い方ですね。ちょうど男性の平均的な音域に収まっています。

参考:男性の平均声域

男性の平均的な声域

音域が狭く、それゆえに各パートも音域が狭めです。歌いやすい曲となっています。

地声最高音はmid2G#(G#4)で、2番以降のサビで登場します。
登場頻度がかなり少ないですが、それに準ずるキーが多く登場します。mid2G#を安定して出せるくらいの声域を持っていると、歌いこなすのに十分な力を持っていると言えるでしょう。

ラストサビで転調などもしないので、もしもmid2G#のキーに自信がある場合はキー調整はしなくてOKです。もしも自信がない場合は、少しなら下げても問題はありません。

キー調整をする場合には、キーを1つ~2つ下げてみましょう。

これで地声最高音がmid2F(F4)くらいになるので、格段に歌いやすくなると思います。まずは1つ下げてみて、それでも高い場合はさらにもう1つ下げてみましょう。

地声最低音はmid1C#(C#3)です。
キーを下げると低音部分がやや苦しいかもしれませんが、登場頻度は少なめです。それゆえに、1つ~2つ程度ならキーを下げても問題ないかと思いますので、気にせず調整してください。

音程難易度はやや易となっています。
全体的に歌いやすく、難しいと感じる部分はほとんどないでしょう。長めの音程バーのみならず、細かいバーも的確に合わせて、高めの音程正解率を目指したいですね。

以上を考慮して、

総合的な難易度では易~やや易になると感じました。

「さよならエレジー」は菅田将暉さんの曲の中でもかなり歌いやすい部類に入ります。難しい要素はほとんどなく、多くの人が特に練習なく歌うことができるでしょう。

そういった曲にもかかわらず、カラオケで歌唱すると2番以降のサビの追加フレーズは歌っていて楽しいものがあります。

こういったキーが低いのに歌っていて楽しい曲と言うのは良いですね。気に入った場合はカラオケで歌い込んでみて、誰かの前で披露するためにマスターするというのも全然アリです。

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