「まちがいさがし / 菅田将暉」のカラオケでの歌い方【音域】

まちがいさがし / 菅田将暉」について歌い方や音域を解説しました。カラオケで歌う場合の参考にしてください。

自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。

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まちがいさがし / 菅田将暉」の楽曲音域データ

アーティスト菅田将暉
リリース2019/5/14
タイアップフジテレビ系 火曜21時ドラマ『パーフェクトワールド』主題歌
総合難易度★★★★☆
音程難易度★★★☆☆
地声最低音mid1A(A2)
地声最高音hiB(B4)
裏声最高音hiB(B4)
スピードBPM78(やや遅い)
ラップなし
まちがいさがしについて

2019年5月14日にリリースされたシングル曲です。ドラマの主題歌に起用され、菅田将暉さんの曲、と聞くとこの曲を思い浮かべる人が多いでしょう。代表曲と言える一曲です。

日本レコード協会の認定で同アーティストの曲でトリプル・プラチナを獲得しています。かなり成績の振るった一曲と言えるでしょう。

YouTubeに公式チャンネルがPVを投稿しています。
再生数は2022年9月現在、1億8000万回を突破しています。チャンネルの投稿動画の中でも1位の再生回数を誇っています。

2番以降で変調が発生し、一気に盛り上がれるナンバーです。

まちがいさがし / 菅田将暉」カラオケでの歌い方について

曲の構成
  • 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • ラスト:ラストサビ
歌い方解説
Aメロ
  • 高音:hiA(A4)
  • 低音:地声最低音mid1A(A2)
  • 音程:普通(変化はやや激しいものの、ゆったりとして歌いやすい)

音域が約2オクターブになっていて、低音地帯と高音地帯が交互にやってきます。低い部分はとことん低く、高い部分はとことん高いキーで構成されているので、歌いやすくはあります。

ただし、低音部分に関しては苦手な人は出しにくいと感じるかもしれません。曲の始まりから低音部分がすぐに来るので、しっかりと深呼吸して準備してから歌うようにしましょう。

また「まちがいさがし」は曲の初めの伴奏が少し小さめですので、急に始まったときに音を外さないように要注意です。

歌い方ですが、低い部分は声をセーブして歌います。一方で高音部分は声を絞り出すように強めに歌います。Aメロの中で声の強弱をつけないといけないので、やや難しいパートと言えるでしょう。

Bメロ
  • 高音:mid2D(D4)
  • 低音:mid1D(D3)
  • 音程:やや易(変化が少なく、歌いやすい)

音域は1オクターブになり、Aメロよりは歌いやすくなります。高音、低音ともに控えめで、良心的なパートです。音程変化も激しくないので、しっかりと発声して音程を合わせていきましょう。

Aメロほど顕著でなくて良いですが、低音部分に関しては少しだけ力を抜いて発声するとそれっぽい感じが出ます。単調な歌い方だと思わせない、という意識が大切なパートですね。

サビ
  • 高音:裏声最高音hiB(B4)、地声最高音hiB(B4)
  • 低音:mid1G(G3)
  • 音程:普通(変化はやや激しいものの、ゆったりとして歌いやすい)

音域はやや広めですが、それ以上に高音の連打が目立ちます。地声、裏声両方の最高音が登場しますが、それ以外にも高いキーが連続します。連続で出さなくてはいけないので声が裏返ってしまう恐れがあります。サビの歌唱前にはしっかりと息を吸うようにしましょう。

ちなみにサビの内、最初の最高音が地声、次の最高音が裏声となっています。個人的にはどちらも裏声で出しても聞こえ方はそこまで違いはないでしょう。余裕があれば両方とも地声でも構いません。(hiBはかなり高いキーではありますが……)

1番から、全てのサビに最高音が登場します。息切れを起こす可能性があるので、カラオケで出す場合には他の曲で喉を温めた後が良いですね。

高音部分は訴えかけるように強く発声するとそれっぽく聴こえるのですが、喉を傷める可能性もあるので要注意です。

ラストサビ
  • 転調:なし
  • 繰り返し:あり

転調はありません。ですがそれは言ってしまえば転調済みのラストサビを最初から歌わされているということなので注意が必要です。

さらに繰り返しもあるので、最後の最後まで気を抜かずにしっかりと歌唱していきましょう。

カラオケで歌う場合の「まちがいさがし / 菅田将暉」の総評

曲中での音域はmid1A(A2)~hiB(B4)とかなり広いです。
地声最高音はhiB(B4)で、裏声最高音もhiB(B4)です。低音高音共に男性の平均音域を逸脱しています。

参考:男性の平均声域

男性の平均的な声域

音域が広いものの、Aメロでの音域の変化が激しいくらいで、Bメロやサビはそこまで広くはないです。どちらかというと低音は低音、高音は高音でまとまっています。それゆえに「まちがいさがし」は音域的には歌いやすくはあるのですが、喉に負担がかかりやすいです。

最高音はhiB(B4)で、地声裏声共にサビで登場します。
登場頻度がやや多く、それに準ずるキーの登場も多めです。hiBを安定して出せる必要はありませんが、hiAくらいまでは安定して出せることを求められます。

ラストサビで転調はしないものの、キーの調整は難しい問題です。

低音に余裕があれば、キーを1つ~2つ下げてみましょう。

これで最高音がhiA(A4)くらいになるので、歌いやすくなると思います。それに準ずるキーも下がるので、低音に余裕があれば下げるのもアリでしょう。

ただし、地声最低音はmid1A(A2)です。
相当低音に自信がない限り、原曲キーから下げると今度は逆にAメロが苦しくなります。一瞬ではなく、それよりも少し高いくらいのキーが多く登場するので、Aメロの低音部分が出ないといったことにもなりがちです。

それゆえに、カラオケで実際に歌ってみて、キーも下げてみて、Aメロが大丈夫かどうかの確認はすると良いでしょう。

音程難易度は普通となっています。
変化は多く、さらにサビでは激しい変化もあります。ただ合わせやすい配置にはなっていて、リズムに乗って歌うことができればある程度音程は合わせられます。完璧に合わせるのは難しいですが……。

以上を考慮して、

総合的な難易度ではやや難になると感じました。

菅田将暉さんの曲には「虹」や「さよならエレジー」などの歌いやすいものがあります。ですがこの「まちがいさがし」は彼が歌う曲の中でも頭一つとびぬけた難易度を持つと思えます。

音程はともかく、高音、低音はかなりの実力が求められるでしょう。あまりにも高音が連続するので、サビは慣れていないと歌いにくさを感じるくらいです。

余裕はないので、事前にしっかりと歌詞や歌い方は覚えておきましょう。しっかりとメロディと歌い方を原曲を聞いて覚えた上で、カラオケで歌いこむ必要があります。

正直、付け焼刃で何とかなる曲ではありません。カラオケで歌おうと思っている場合は、別の曲で練習をしたのちに、一人カラオケで練習をするようにしましょう。何度も歌うことで、ある程度マスターできるようになれば、それだけでも他の人の前で披露して注目を浴びれるでしょう。

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