「虹 / 菅田将暉」のカラオケでの歌い方【音域】

「虹 / 菅田将暉」についてカラオケでの歌い方や音域を解説しました。 カラオケで歌う場合の参考にしてください。

自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。

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「虹 / 菅田将暉」の楽曲音域データ

アーティスト菅田将暉
リリース2020/11/25
タイアップ東宝系映画『STAND BY ME ドラえもん 2』の主題歌
総合難易度★★☆☆☆
音程難易度★★☆☆☆
地声最低音mid1C(C3)
地声最高音hiA(A4)
裏声最高音なし
スピードBPM78(やや遅い)
ラップなし
虹について

2020年11月25日にリリースされたシングル曲です。映画「ドラえもん」の主題歌に起用されましたが、音楽番組などでも知名度を上げました。菅田将暉さんの代表曲の一つと言えますね。

YouTubeに公式チャンネルがPVを投稿しています。
再生数は2022年9月現在、1億1000万回を突破しています。公式チャンネルの動画で1億回を突破しているのはこの「虹」と「まちがいさがし」だけですので、人気の高さが伺えますね。

「虹」はしっかりとしたリズムを刻んでいく、落ち着いた印象の一曲となっています。歌いやすく、カラオケでも人気なナンバーですね。

「虹 / 菅田将暉」カラオケでの歌い方について

曲の構成
  • 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • ラスト:Cメロ→ラストサビ
歌い方解説
Aメロ
  • 高音:mid2F(F4)
  • 低音:地声最低音mid1C(C3)
  • 音程:やや易(変化が少なく、合わせやすい)

音域はやや広めですが、主に中音域から低音域で構成されています。地声最低音は、このパートで登場します。一瞬のみの登場ですが、それに準ずるキーも多く、そのため最低音に関しては安定させる必要があります。

音程に関しては非常に緩やかに変化して、とても合わせやすい配置となっています。曲のスピードもゆったりとしていて、音程を合わせる余裕も充分にあります。しっかりと伴奏を聞いて、リズムを意識しながら音程を丁寧に合わせていくとよいでしょう。

Aメロらしくやや力を抜いた呟くような調子で歌唱します。ただし、高音の部分に関してはしっかりと声を出して歌唱しましょう。

Bメロ
  • 高音:mid2F(F4)
  • 低音:mid1E(E3)
  • 音程:普通(絶えず変化するものの、歌いやすい)

音域はAメロよりも狭くなっています。 Aメロの低音域を中音域に押し上げたような形ですね。基本的には中音域が多いので歌いやすいと思われます。

Aメロに比べるとかなり歌詞を敷き詰めています。急激な変化は一部しかないものの、歌詞を敷き詰めているせいで音程を合わせる余裕がありません。しっかりとメロディーと歌詞を覚えて。歌唱しましょう。

歌い方に関してはAメロとほぼ同じで問題ありません。中音域は口ずさむように、そして高音域では力を入れて歌唱することを心がけましょう。

サビ
  • 高音:地声最高音hiA(A4)
  • 低音:mid1F(F3)
  • 音程:やや易(ゆったりとしたペースで歌いやすい)

音域はやや広く、主に中音域と高音域からなります。地声最高音は、このパートで登場し、サビで合計二回登場します。やや高音域のロングトーンから張り上げて出す形になりますので、声が裏返らないように注意です。

音程に関しては緩やかな変化が多く、急激な変化はほとんど見られません。ペースもゆったりとしていて、かなり音程を合わせやすく感じるはずです。息継ぎをする暇も充分にあり、苦しくなるような要素もありませんね。

歌い方に関してはサビらしく力を入れて歌唱します。特に後半で登場する地声最高音を含んだ部分に関しては、ほぼほぼ全力での歌唱になるかと思われます。

hiA(A4)のキーは男性の一般的な地声の最高音ですので、しっかりときれいな歌声を出せるように、息継ぎを意識しましょう。

Cメロ
  • 高音:mid2F(F4)
  • 低音:mid1F(F3)
  • 音程:普通(歌詞を敷き詰めているが、合わせやすい)

音域的にはちょうど1オクターブになっています。歌詞を敷き詰めていますが、Bメロほど敷き詰めているわけではありません。フレーズとフレーズにしっかりと間があり、息継ぎをする余裕は充分にあります。

音程の変化は絶えずありますが、いずれにせよ緩やかな変化で合わせやすくなっています。歌詞を敷き詰めてはいるものの音程を合わせる余裕が全くないわけではありません。

音程が不安な人は音程バーをしっかりと見て、意識して合わせていくとよいでしょう。

ラストサビ
  • 転調:なし
  • 繰り返し:なし

転調も繰り返しもありません。これまでのサビと同じように歌い上げて、綺麗に締めていきましょう。

カラオケで歌う場合の「虹 / 菅田将暉」の総評

曲中での音域はmid1C(C3)hiA(A4)とやや広いです。
地声最高音はhiA(A4)で、裏声は使われていません。男性の平均的な音域から考えると、上下に少しだけ広がっています。

参考:男性の平均声域

男性の平均的な声域

曲を通しての音域から分かるように、各パートでの音域もやや広めになっています。各パートは歌いやすく、急激な変化は少ないです。全体的にキーは中音域でまとまっていて、声を出し易いですね。

地声最高音はhiA(A4)で、サビで登場します。
男性の平均的な音域から考えると、やや高い音域です。カラオケで歌い慣れていないと厳しさを感じるかもしれません。

登場の頻度は少なく、ロングトーンというわけでもないのですが、高めの地声からシフトするので声が裏返りやすくなっています。実際にカラオケで歌唱してみて、苦しいなと感じた場合にはキーを下げることをオススメします。

キー調整をする場合には、キーを1つ~2つ下げてみましょう。

これでキーがmid2G#(G#4)付近になります。一般的な男性の高音域になるので、余裕が生まれてくるでしょう。

地声最低音はmid1C(C3)です。
男性の平均的な低音域から考えるとやや下の方に位置しています。ただし、登場頻度は少なめです。そのため下げる余裕が少しだけあります。

「虹」は音域が広いですが、1か2くらいならばキー調整をしても問題はありません。さらに曲のスピードもゆったりとしていますので、キーを下げても合わせやすく感じるでしょう。

音程難易度はやや易~普通となっています。
音程変化は絶えずありますが、急激な変化がありません。曲のスピードもゆったりとしているので、音程を合わせる余裕も十分にあります。

以上を考慮して、

総合的な難易度ではやや易~普通になると感じました。

「虹」は菅田将暉さんの他の曲から考えると、難易度は低めです。カラオケで歌い慣れている人ならば、他の曲の方が難しいと感じるかもしれません。ただし地声最高音はhiA(A4)と高めですので、高いと感じる場合にはキー調節をしましょう。

しんみりとしたメロディーでカラオケで聞く人を惹き込んでくれる曲です。曲としての難易度は低いものの、表現力を加えることで聞こえ方が全然変わってくる曲ともいえます。歌詞やメロディラインは覚えやすいので、歌声に感情を込める練習をカラオケでしてみると良いかもしれません。

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