「シャッター / 優里」についてカラオケでの歌い方や音域を解説しました。カラオケで歌う場合の参考にしてください。
自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
このページではあなたの声のキーの高さを計測する方法について説明しています。自分の声の高さを知ろう!専用システムで音域(声域)チェック!音域(声域)を知る際に、「音域チェッカー」を使用します。音域チェッカー「音域チェッカー[…]
「シャッター / 優里」の楽曲音域データ
アーティスト | 優里 |
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リリース | 2021/7/7 |
タイアップ | なし |
総合難易度 | ★★★☆☆ |
音程難易度 | ★★★☆☆ |
地声最低音 | mid1C(C3) |
地声最高音 | hiA#(A#4) |
裏声最高音 | hiA#(A#4) |
スピード | BPM75(やや遅い) |
ラップ | なし |
2021年7月7日にリリースされた配信限定シングル曲です。タイアップなどはありません。
ロングヒットが続き、カラオケではランキングの上位に入るほどに人気な曲です。
YouTubeに公式チャンネルがPVを投稿しています。
再生数は2022年9月現在、1600万回を突破しています。ストーリーがしっかりと伝わるPVですので、見る価値ありです。
「シャッター / 優里」カラオケでの歌い方について
- 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
- 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
- ラスト:Cメロ→ラストサビ
- 高音:mid2D(D4)
- 低音:地声最低音mid1C(C3)
- 音程:普通
音域は約1オクターブと狭めになっています。このパートで地声最低音が登場します。登場頻度は多く、発声も長めです。順ずるキーは少ないものの、余裕を持って発声できる必要があります。
音程に関しては細かい変化が多いものの、歌いやすい配置になっています。歌詞もそこまで敷き詰めていません。また、最低音は独立して存在するような形になるので、音程バーを意識せずに歌った方が音程が合います。
歌声はかなり力をセーブして、呟くように歌唱していきます。その状態でも発音はしっかりとして、もごもごした歌い方にならないように注意しましょう。
- 高音:mid2G(G4)
- 低音:mid1D
- 音程:普通
音域はAメロの音域をそのまま上に少しずらしたような形になります。急激な変化もあり、少し歌いにくさを感じるかもしれません。主に高音域が多めですね。
音程変化は複雑ですが、Aメロと同じく歌いやすい位置に配置されています。こちらもリズムに合わせて歌うことで、ある程度音程を合わせることが可能です。フレーズの最初の低音域から一気に高音域に上がる部分については、多少外してしまっても気にしなくてOKです。
Aメロよりも歌声に力を入れて歌唱します。さらにBメロの最後のフレーズではサビと同じような声量で歌唱できると良いでしょう。サビに向けての盛り上がりにもなりますし、Bメロ内での雰囲気の演出もできます。
- 高音:hiA(A4)
- 低音:mid2A(A3)
- 音程:普通
音域はちょうど1オクターブです。しかしAメロBメロよりも高音域にキーが集中しています。全体的に高いので、息切れを起こしやすいです。
音程は相変わらず細かい変化が多いですが、リズムに合わせて歌うことで音程を合わせられます。急激に上がる音程もありますが、その部分は少しですので、外しても問題はありません。
歌い方に関しては力を入れて歌唱していきます。ほぼ全力での歌唱になると思いますが、息継ぎを意識するなどして安定した声で歌っていきましょう。
- 高音:裏声最高音hiA#(A#4)
- 低音:mid1F(F3)
- 音程:普通
音域はかなり広めになっています。ここで裏声最高音が登場します。登場は一瞬ですが、hiA(A4)の裏声から移動するので綺麗な裏声を発声する実力が必要になります。曲全体で裏声パートはここだけですので、しっかりと決めていきましょう。
音程の変化は緩やかで、かなり歌いやすく感じるでしょう。細かい変化はあるにはありますが、正直外しても気にしなくてOKです。長めの音程バーを外さないように注意しましょう。
前半はAメロBメロでの歌い方で問題ありませんし、後半はサビのように力を入れていくのがポイントですね。
- 転調:あり(地声最高音hiA#(A#4))
- 繰り返し:あり
転調し、キーが+1されます。それゆえにこれまでhiA(A4)だったキーが一つ上がり、最高音のhiA#(A#4)になります。登場は一瞬ですが、それに準ずるhiA(A4)のキーも多めで、かなり高音が連発されます。
この部分が最後の踏ん張りどころですので、しっかりと高音を出して、綺麗に〆ていきましょう。
カラオケで歌う場合の「シャッター / 優里」の総評
曲中での音域はmid1C(C3)~hiA#(A#4)とやや広いです。
地声最高音はhiA#(A#4)で、裏声最高音もhiA#(A#4)です。男性の平均的な音域から考えると上下に少し広がっています。
曲を通しての音域は広いですが、各パートでの音域は狭めです。各パートは歌いやすく、急激な変化は少ないです。ただし、全体的にキーは高めで、Cメロのみ音域は広めとなっています。
地声最高音はhiA#(A#4)で、ラストサビで登場します。
登場は一瞬ですが、それ以外にもhiA(A4)のキーがかなり多く見受けられます。全体的に高音を発声している期間が長いのが特徴です。
それゆえに少なくともhiA(A4)のキーに関しては余裕をもって出せる必要性があると言えるでしょう。正直、地声の高音に自信のある人でなければ、やや厳しい高さだと思われます。実際にカラオケで歌唱してみて、苦しいなと感じた場合にはキーを下げることをオススメします。
これで中心となる高音域がmid2G(G4)~mid2G#(G#4)になりますので、かなり楽になると思われます。実際にカラオケで歌いながら調整をしつつ、自分に合ったキーを見つけるのがおススメです。-少しずつ下げることで、合ったキーを見つけられるでしょう。
地声最低音はmid1C(C3)です。
男性の平均的な低音域から考えるとやや下の方に位置しています。さらに、登場頻度も多めです。そのため下げる余裕はあまりありません。「シャッター」は高音域がきつい曲ですが、キー調整もしにくいですね。ただ一つか二つであれば調節しても問題はないと思われます。
調整をしないのが一番良いですが……。
裏声最高音もhiA#(A#4)となっています。
サビではなく、Cメロで登場し、裏声の高音地帯の音程変化の中で登場します。曲中で裏声が登場するのはこの部分だけです。長く裏声を発声しますので、しっかりと準備をして臨んでいきましょう。
音程難易度は普通となっています。
音程変化は絶えずありますが、急激な変化が少なく、リズムに合わせて歌うと音程が合います。歌詞はやや敷き詰めていますし、細かい変化もあるのですが、外してもそこまで正解率に影響はありません。
以上を考慮して、
「シャッター」は優里さんの他の曲から考えると、ややキーが高めです。最高音の登場頻度こそ少ないものの、それに準ずるキーがとても多いですね。それゆえに地声での発声に自信がない場合、かなり辛いと感じるでしょう。
キー調整は少しならば問題ありませんので、してみるのもありです。ただ個人的には原曲キーで歌唱出来たほうが良いのは間違いありません。原曲キーで歌えるようになるために、最高音がhiA(A4)の他の曲を練習してみるのも良いかもしれません。
いずれにせよ、歌詞やメロディを覚えたうえでカラオケで練習するのは必須と言えるでしょう。