カラオケの上達には回数や時間よりも練習法!正しい練習法でレベルアップしよう!

  • 2019年10月9日
  • 2023年1月4日
  • 質問
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どうも神田です!質問にて、

どれくらいカラオケに行けば上手くなれますか?

という質問を頂きましたので、今回はこの質問に答えていこうと思います。

回答としましては

最短で1ヶ月、長くて3ヶ月間毎週1日6時間~8時間カラオケに通うことで上手くなれる

です。

回答をもう少し掘り下げます。「どれくらいカラオケに行けば上手くなれますか?」という質問をする場合、大きく分けて2つのパターンがあると考えられます。

  1. 練習をするためにカラオケにあまり行っていない
  2. 練習をするためにカラオケに行っている

①は「練習をまだしていないけれど、どれくらい練習をすればいいの?」という場合、
②は「練習をしているけれど、なかなか効果が表れないよ!」という場合ですね。ちなみに質問者さんは②でした。

①、②どちらも必要な時間や回数は回答の通りなのですが、どこをどう改善すると良いか、などもあわせて説明しておきますね。

①練習をするためにカラオケにあまり行っていない場合

「これから先、カラオケで練習をしよう!」という人がこちらに当てはまります。

この場合、まずおさえておいていただきたいのは、まだカラオケで歌うための喉や肺活量ができていない、ということです。

分かりずらいので例を出して説明します。よく使用しているサッカーの例ですね。

サッカーはご存じだと思いますが、①の場合はサッカーでのドリブルがまだ満足にできていない状態です。

学校の体育などでサッカーをやったことはありますよね?あのとき、そもそもドリブルができなければサッカーの試合なんてできませんよね?

それはサッカーをするうえでドリブルが基本中の基本だからです。ここでいうサッカーのドリブル=カラオケでの喉や肺活量ということです。喉や肺活量はカラオケの基本です。

それでは例のサッカーでもう少し考えてみましょう。

じゃあドリブルをするために何をしたか?

これに関しては答えは簡単ですね。とにかくやってみたそれに尽きると思います。

実際にはドリブルをやってみて、どうすればボールが前に進んだ時に自分の足が上手く動いて、走りながらボールを進めることができたのかが分かるようになった、ということになります。

重要なのはドリブルの仕組みを知っていなくても出来るという部分です。先ほどの説明は「なるほど」と思われるかもしれませんが、こんなことを考えながらドリブルをする人は居ませんよね。

カラオケでの喉や肺活量に関しても同じことが言えます。とにかくやってみる。そのために練習をする。これが大事です。

サッカーでのドリブル=カラオケでの喉の強さや肺活量

この関係性ですね。サッカーで点数を取るにはドリブルができることが前提です。それと同じように、カラオケで上手く歌うには喉が強いことや肺活量が強いことは前提なのです。

とはいえ練習の仕方にも効率の良い悪いがあります。もしもその効率を無視して練習を始めてしまうと②のパターンに陥りがちです。①の場合も、②で説明する練習法をするために読み進めてみてください。

②練習をするためにカラオケに行っている場合

多くの場合はこちらが当てはまるのかなと思います。

「カラオケには練習するために通ってる!でもなかなか成果が出ない……いつになったら自分は上手くなるんだ!」

不安な気持ちからそういったことを思ったり質問する人は多いです。

質問なのですが、その練習、時間は短くて、でも回数は多かったりしませんか?2時間くらいを週に3日、みたいな感じではないでしょうか?

これにはさまざまな原因があると思います。喉が持たないとか、歌う曲がないとか、カラオケの料金が高くなりすぎるなどが主な理由ですね。

実は、カラオケの練習に関しては短時間の練習を多く行うよりも、長時間の練習を1週間に1度行う方がレベルが上がりやすいです。

私もそうですが、今までアドバイスをした知人や、このサイトに記事を寄稿してもらっている南雲さんも「短時間の練習よりも長時間の練習の方が効率が良い」と述べています。

この理由に関しては、1週間に何度も行くと喉が疲れてきてしまいますが、1週間に1度ならば喉が回復する十分な時間がある、というのが私たちの見解です。

まずは練習の時間を切り替えるところから始めてみるのが良いですね。

どうやって長時間の練習をするの?

次の疑問はこれですね。長時間の練習が良いのはなんとなくわかった。でもどうやって6時間や8時間の練習をするのか。

そもそも長時間の練習ができない原因は大きく分けて

  1. 喉が持たない
  2. 歌う曲がない
  3. カラオケの料金が高くなりすぎる

の3つです。それぞれの原因に対する解決策を見ていきましょう。

①喉が持たない場合

「喉がすぐ枯れてしまう!」

この原因は歌っている曲や歌い方にあります。自分の声域から考えて高すぎる曲を歌いすぎてはいないでしょうか?あるいはキーを下げるべきなのに下げずに歌っていないでしょうか?

喉はどれだけ強くても無理をさせれば枯れてしまいます。どれだけ強くても、です。歌手でさえライブで高いキーの曲を何曲も歌って声を枯らしているのです。歌手でもないあなたが枯らさずに歌うことができるでしょうか?できませんよね。

大事なのは自分の声域を知って、それに合う練習曲を選ぶことです。好きな曲を歌うなとは言いませんが、好きな曲と無理のない曲、それを半分半分くらいで構成してみてはどうでしょうか?

少し喉を休ませるだけで、効果はかなり変わってくるといえるでしょう。

もう1つ、歌い方についても改善できる可能性があります。カラオケで練習する場合に、ひたすら曲を歌ってはいないでしょうか?

そうではなく、1曲歌って、歌った曲を見直したり、聴きなおしてみたりして復習をするのはどうでしょうか?

そうすることで自分がどこで音程を外したか、どこが歌いずらかったかなどが分かってきます。それを記録に取るのも良いですね。このように喉を休ませつつ、レベルアップに向けた復習をするのはとてもおススメです。

①に貢献できる内容は専用の記事でも取り上げているので、こちらも参考にしてみてください!

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②歌う曲がない場合

これに関しては解決方法が1つしかなく、足りないなら増やしていくしかないです。

カラオケの練習に関しては歌が上手くなるのが最終目標ですが、そのときにレパートリーを増やすのは避けられない部分です。

当サイトに記事を寄稿していただいている西田さんのように、同じ曲を何回も歌っても飽きないなら話は別ですが、そういったタイプの人はどちらかというと少ないですね。

そして「どのようにしてレパートリーを増やすか」ですが、2つの方法があります。

  1. 歌番組を見て、気に入った曲を覚える
  2. YouTubeなどでネットから入手する

どちらでも構いませんが「もっと曲が欲しい!」という場合には当サイトの曲紹介の記事も参考にしてください。

また歌番組、YouTubeの使い方についても専用の記事で取り上げています。こちらも参考にしてみてください!

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③カラオケの料金が高くなりすぎる場合

「長時間練習なんかしたらカラオケの料金すごく高くなっちゃうよ!」

という声もよくいただきます。実は、カラオケの料金システムは曜日や時間帯によって違うことを知っていますか?

基本的にカラオケの料金は休日の夜>平日の夜>休日の昼>平日の昼の順で並んでいます。休日の夜がもっとも料金が高く、平日の昼間がもっとも料金が安いですね。

またカラオケの料金は30分制ですが、フリータイムというプランも存在します。こちらは「〇時~〇時まで、何時に入っても何時に出ても料金は〇〇〇〇円ですよ」というプランです。

フリータイムはカラオケ店にもよりますが「夜の23時から5時まで1500円」「昼のOPEN(11時くらい)から18時まで1000円」といったものが多いです。料金はさまざまですが、大体は1000円~2000円程度で、プランの時間に関しては夜中か昼間の2択しかないですね。夜のフリータイムはほとんどみたことがありません。

もし平日や休日にまとまった時間が取れるならこのフリータイムを狙って長時間の練習をするのがおすすめです。あるいは休日しか空いてなかったとしても夜よりは昼の方が料金が安いので、昼間の方がお得ですね。

カラオケの料金システムについては以下の記事で詳細に説明しています。気になる方はぜひともチェックしてみてください!

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カラオケが上手くなるための時間 ~おわりに~

①練習するためにカラオケにあまり行っていない②練習するためにカラオケに行っている、この2つの場合の原因や解決方法は以上になります。これらのことをまとめると上手くなるためにカラオケには

最短で1ヶ月、長くて3ヶ月間毎週1日6時間~8時間カラオケに通うことで上手くなれる

ということになります。

上手い!という評価が人それぞれだということ、くわえて上達のスピードには個人差があるので「絶対にこの時間で上手くなる!」とは言い切れませんが、おおむね1ヶ月から3ヶ月の間に収まるはずです。

ちなみに歌が上手くなったな、と思う瞬間は自分で気づく場合もありますし、周りが気づいてくれる場合もあります。

私や西田さんの場合は自分で気づきましたが、記事を寄稿していただいている南雲さんは周りに言われて気づいたらしいです。

上手くなったことに気づくきっかけは自分か他人かの違いはありますが、一度上手くなると周りからもよく「上手いね!」と言われるようになります。あと多いのは「上手すぎてこの後歌うの嫌なんだけど……」という言葉ですね。後者はちょっと申し訳ない気持ちになりますが(笑)

また、カラオケに関する質問は常に受け付けています。どの質問も記事にして返信していますが、順番制となりますので、ご了承ください。質問は以下のボタンからどうぞ!

また返答した質問は以下のページでまとめてありますので、こちらも参考にしてください。

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