どうも神田です!
カラオケでは裏声を駆使して好きな曲を
思う存分歌っています♪
先日、次のようなツイートをしました。
歌っていると、裏声が出なくなることがあります。
裏声だけに限らず、発声は声帯を振動させています。
声帯の振動に異変が生じると、裏声が出なくなります。もちろん、長時間声を出し続けていればいつかは声が出なくなります。
ですが、それを早めてしまう歌唱法もあるので注意が必要です😱— 神田 (@sora_roots) August 5, 2020
裏声だけに限らず、発声は声帯を振動させています。
声帯の振動に異変が生じると、裏声が出なくなります。もちろん、長時間声を出し続けていればいつかは声が出なくなります。
ですが、それを早めてしまう歌唱法もあるので注意が必要です
今回は
という悩みを抱えている人のために、解決策を紹介します!
カラオケで裏声が急に出なくなるのはどうして?
裏声がなぜ出なくなるのか?
まずは裏声が出なくなる原因を知りましょう。
人間が裏声を出す場合、声帯は次のような形をしています。
人間の喉には声帯が2枚あり、それが動きます。
裏声の場合は2枚の声帯が近づきます。
そして、声帯の中心部分が波打つように振動します。
輪ゴムを伸ばして、指で弾くとピーン!という音がしますよね?
それと原理は似ています。
輪ゴムは声帯、指は私たちの息です。
このように声帯が振動することによって、裏声が出ています。
声帯の震度は高速で、目では追えないほどに速いです。
地声と違って裏声は振動する範囲が小さいので、高い音が出ます。
しかし裏声を出すためには、この2枚の声帯は綺麗に振動する必要があります。
たとえば
- 片方の声帯が腫れて大きくなっている
- 両方の声帯が腫れて振動しにくい
という状況になると裏声は出なくなります。
裏声を出せていて、カラオケ中に裏声が出せなくなってしまうのは
です。
しかし、この声帯の腫れは普通に歌っていても起こることです。
長時間、高い声を出していれば、どんな人でも声が枯れて、掠れてしまいます。
アーティストのライブの映像を見ると、後半は喉が枯れていると分かります。
歌の専門家でもあるアーティストでも枯れるので、これは自然なことです。
しかし、この枯れるスピードを早めてしまうこともあります。
その原因は以下の通りです。
- 無理のある地声での発声
- 喉に力を入れすぎた発声(喉声と呼ばれる)
- 喉の酷使(休みなしでカラオケに行き続ける)
- 体調不良(風邪や花粉症など)
- 飲酒、喫煙(声帯の炎症を誘発)
体調不良や飲酒などは気を付けるしかありませんが、
喉の酷使や、発声方法については直していきたいところです。
裏声を出し続けるコツを紹介!
出せなくなる仕組みは分かっていただけたと思います。
ここからは、裏声を出し続けるコツについて説明していきます。
裏声をした際に出なくなってしまうのは、声帯が炎症して腫れるからです。
声帯は振動をしているので、力任せに振動させると腫れてしまいます。
声帯の動きは首や頬など、さまざまな筋肉が関連しています。
これらの筋肉に力が入ってしまうと、無理やり出したような裏声になってしまい、声帯がダメージを受けます。
そのため裏声を出し続けるためには、リラックスが重要です。
力を抜いて裏声を出すことにより、喉や首の筋肉が緊張しないようにします。
溜息を吐くように裏声を出すようにするのも効果的ですね。
いまいち感覚が分からない人は、大きな声で裏声を出さないようにしましょう。
そもそも、裏声は力を入れて出すものではありません。
綺麗な裏声を出すためにも、リラックスして出していきましょう。
猫背も喉に力を入れてしまう原因です。
頭が前に倒れるために、それを支えるために首が無意識に緊張してしまいます。
また、歌唱中の喫煙や飲酒を避ける。
乾燥を避けるために飲み物を飲むのも効果的です。
喫煙、飲酒、乾燥は裏声を出なくする原因にもなります。
注意したいところですね。
裏声が出なくなったら
気を付けていても裏声が出なくなってしまうことはあります。
とくに裏声は曲中で使用頻度が少ないので、異変に気付くのが遅れがちです。
裏声が出なくなった段階で、それ以上頑張っても声が出ることはありません。
カラオケに居るなら曲を歌うのを避け、練習しているなら練習を中止しましょう。
さらなる練習は喉にさらに負担をかけます。
下手をすれば外科手術が必要になるかもしれません。
最悪、今出ている高音が出なくなってしまうような後遺症が出ることもあります。
声帯は私たちが思っている以上にデリケートな部分です。
無理をしてしまうと一生後悔をするかもしれません。
本来、裏声が出なくなった程度のレベルならば2,3日あれば回復します。
その間は大声を出すのを避け、話すのも回数を減らすといった対策が望ましいです。
ですが、もしも1週間経過しても改善しない場合、あるいは声がずっと枯れているなど異変がある場合は医者を受診することをオススメします。
受診するのは耳鼻咽喉科です。
大病院の耳鼻咽喉科なら麻酔をしてカメラを使用して声帯の様子を観察してくれます。
しかし「自分の家の近くの耳鼻咽喉科は不安」と思うこともあるかもしれません。
そういった場合にはネットで「音声外科」「ボイスクリニック」「ボイスセンター」という言葉が入っているクリニックを探してみましょう。
こういったクリニックはかなり専門的な医療機関で、かなり厳密に、そして親身に向き合ってくれます。
あなたは綺麗な裏声を出すことができますか? 「裏声がどうしてもかすれて小さな声になってしまう……」 「自分の裏声がなんか変だ……」 「うまく裏声に切り替えられない……」ひょっとしたらこんな悩みを抱えているのでは[…]