「眠り姫 / Acid Black Cherry」について歌い方や音域を解説しました。 カラオケで歌う場合の参考にしてください。
自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
このページではあなたの声のキーの高さを計測する方法について説明しています。自分の声の高さを知ろう!専用システムで音域(声域)チェック!音域(声域)を知る際に、「音域チェッカー」を使用します。音域チェッカー「音域チェッカー[…]
「眠り姫 / Acid Black Cherry」の楽曲データ
眠り姫
Acid Black Cherry
2009/02/18 ¥255
アーティスト | Acid Black Cherry |
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リリース | 2009/2/18 |
タイアップ | TBS「恋するハニカミ!」EDテーマ |
総合難易度 | ★★☆☆☆ |
音程難易度 | ★★☆☆☆ |
地声最低音 | mid1F#(F#3) ※Aメロで登場 |
地声最高音 | hiA#(A#4) ※曲中で頻出 |
裏声最高音 | なし |
スピード | BPM120(やや速い) |
ラップ | なし |
2009年2月18日にリリースされたシングル曲です。 TBS「恋するハニカミ!」のテーマに起用され、オリコンでは2位の好成績を残しました。
YouTubeにて公式チャンネル(avex)がPVを投稿しています。 再生回数は1000万回を越えていて、根強い人気が伺えますね。 ベッドで眠り続ける女性を看病する男性と、木漏れ日のこぼれる部屋で演奏するAcid Black Cherryのメンバーが印象的な映像です。
歌詞を見てみると、何らかの病気で眠りについた恋人を想う内容に読み取れます。 PVとぴったりの内容となっていて、もう一度目覚めて欲しいという気持ちが受け取れました。
曲調はゆったりとしたバラードソングです。 サビはやや大きく盛り上がるので、少しですが壮大なイメージもあります。 優しい旋律が耳に残るナンバーですね。
「眠り姫 / Acid Black Cherry」の構成と歌い方について
- 1番:イントロ→Aメロ(2回)→Bメロ→サビ
- 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
- ラスト:ラストサビ→アウトロ
音域や音程、歌い方はサビと同じです。 サビの欄で詳細に説明します。
音域はほぼ一定で、上がってもmid2E(E4)までです。 音域の変化がほとんどないので、低音も登場しません。
歌詞を敷き詰めていて、頻繁に上下する音程が特徴的です。 急激に上下するわけではないものの、細かい部分を外しやすいですね。
やや力を入れた発声を意識します。 強い調子で口ずさむとらしさが出てきます。
フレーズが長く、切れ目がありません。 そのため肺活力が持つかが問題になります。 キーは高くはないので、この部分で息が苦しくなる場合にはロングトーンの練習などを行うと効果的でしょう。
音域はAメロとほとんど変わりません。 ただし、mid2E(E4)のロングトーンでサビへと繋がります。 Aメロよりは少し高めと考えてOKです。
歌詞の敷き詰め具合はAメロと同じくらいです。 音程は上下しなくなり、ほぼ横一直線です。音程も合わせやすいですね。 フレーズの最後は長いロングトーンになっています。
発声の強さはAメロと変わりません。 フレーズの最初に母音を伸ばすので、そこでリズムを取ってその後の歌詞を敷き詰めた部分を歌唱していきましょう。 歌詞を敷き詰めている部分は子音を強調し、サビ前のロングトーンで声を響かせるのがベストです。
全体的にキーが高くなります。 mid2G#(G#4)や地声最高音のhiA#(A#4)が登場します。 一瞬地声最低音のmid1F#(F#3)が登場しますが、ほとんど高音です。
歌詞は敷き詰めなくなります。 音程変化も緩やかになり、歌いやすいパートです。 音程的にも難しい場所はありません。高音に注力していきましょう。
全体的に強い発声へとシフトします。 ただし高音はやや力を入れつつも、母音を強調しません。 子音を響かせて次へと行くイメージです。
歌唱の切れ目が多く、余裕のあるパートです。 リズムも取りやすく、難しい部分はありません。 高音の維持に力を費やしていきたいですね。
ありません
繰り返しも転調はありません。 ラストサビの後にはアウトロがありますが、この部分はAメロと同じです。
カラオケで歌う場合の「眠り姫 / Acid Black Cherry」の総評
曲中での音域はmid1F#(F#3)~hiA#(A#4)とやや広めです。 地声最高音はhiA#(A#4)で、裏声は使用されていません。 音域的には、男性の平均声域から考えるとやや上に移動させた形になります。
中心となる音が曲全体を通して高めです。 Aメロからmid2E(E4)の音が登場しますし、Bメロではそれがロングトーンになります。 パート内部で急激に音域が変わることはありません。
地声最高音はhiA#(A#4)で、サビで登場します。 登場回数がやや多く、その前にはmid2G#(G#4)も連打されます。 高音はややきついと言えますね。
yasuさんが余裕を持って最高音を出しているので、hiA#(A#4)がギリギリだせる実力だと厳しさを感じるでしょう。 高音が得意でない限りは、キーを下げたほうが無難ですね。
これで最高音がmid2G(G4)くらいまで下がるので歌いやすくなります。 同時にmid2G#(G#4)のロングトーンもmid2F(F4)くらいまで下がりますね。 一気に歌いやすくなると思います。
地声最低音はmid1F#(F#3)です。 3つ下げてもmid1D#(D#3)です。この最低音の登場は一瞬です。 またmid1D#ならば極端に低いとは感じられないと思います。 キー調整はしやすいですね。
音程難易度はやや易となっています。 Aメロの音程変化が複雑ですが、それ以外は単調で、歌いやすく合わせやすいですね。 スピードも速くはないので、余裕をもって歌唱できるのも良い点です。 キー調節をしてしまえば、練習もしやすいでしょう。
以上を考慮して、
落ち着いた雰囲気の曲で、Acid Black Cherryの曲の中では難易度が低い曲です。 キーは高いですが、このアーティストの曲は基本的にこれくらいの音域なので、標準的です。 キー調整はしやすいので、自分に合ったキーに調節してしまうのがおススメです。
バラードソングゆえにカラオケでは中盤以降に出して、周りをしんみりとした気持ちにさせましょう。