「宿命 / Official髭男dism」について歌い方や音域を解説しました。 カラオケで歌う場合の参考にしてください。
自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
このページではあなたの声のキーの高さを計測する方法について説明しています。自分の声の高さを知ろう!専用システムで音域(声域)チェック!音域(声域)を知る際に、「音域チェッカー」を使用します。音域チェッカー「音域チェッカー[…]
「宿命 / Official髭男dism」の楽曲データ
宿命
Official髭男dism
2019/07/09 ¥255
アーテイスト | Official髭男dism |
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リリース | 2019/7/9 |
タイアップ | ドキュメンタリー番組「熱闘甲子園」主題歌 |
総合難易度 | ★★★☆☆ |
音程難易度 | ★★☆☆☆ |
地声最低音 | mid1F(F3)※Aメロで登場 |
地声最高音 | hiC(C5)※サビ、Cメロで登場 |
裏声最高音 | hiC(C5)※2番Bメロで登場 |
スピード | BPM82(標準的な速さ) |
ラップ | なし |
2019年7月9日にリリースされたシングル曲です。 前作「Pretender」から2ヶ月ぶりの新曲になります。
ドキュメンタリー番組「熱闘甲子園」の主題歌に起用されています。 タイアップはありますが、どちらかというと音楽番組で聴いたことが多いと思います。
タイトルの「宿命」の読み方は「しゅくめい」です。曲中の歌詞にも登場します。 歌詞を見てみると、「甲子園」にぴったりな内容であることが分かります。
YouTubeにはOfficial Videoが投稿されています。 再生回数は9000万回を越えていて、1億回に届く勢いです。 Official髭男dismの知名度の高さを感じさせますね。
Official VideoはOfficial髭男dismのメンバーがニューヨークで演奏する様子が撮影されています。
曲調はアップテンポで、軽快なメロディが特徴的です。 響くドラムと、ギターの音が心地よいですね。
「宿命 / Official髭男dism」の構成と歌い方について
- 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
- 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
- ラスト:Cメロ(ほぼAメロ)→ラストサビ→アウトロ
- 高音:hiA#
- 低音:地声最低音mid1F
- 音程:やや易(歌詞をやや敷き詰めているが、歌いやすい)
次第に上がっていく音程バーが多く、最終的にはシャウトのような発声で終わります。 シャウト部分で声が裏返りやすいので注意が必要です。
Aメロにもかかわらず、キーの高い部分が多いために発声はしっかりとしています。 しかし力強い発声ではなく、透き通った、静かな発声を意識するとらしさがでます。 力を抜いて、口ずさむように歌唱するのがおススメです。
- 高音:裏声最高音hiC(2番)
- 低音:mid2A#
- 音程:普通(歌詞を敷き詰めているが、ここも歌いやすい)
2番のBメロでは裏声が登場します。 曲中で裏声が登場するのはここだけですね。 一瞬で切り替えるので、綺麗な発声を意識しましょう。
歌詞の敷き詰めはありますが、切れ目が多いのが特徴です。 この切れ目を意識してリズムを取っていきたいですね。 切れ目が多いので、どこでブレス(息継ぎ)をするかも決めておくのがおススメです。
- 高音:地声最高音hiC
- 低音:mid1G
- 音程:やや易(歌詞を敷き詰め気味だが、ここも歌いやすい)
地声最高音はここで連発されます。 張り上げて出す最高音なので、声が裏返らないように注意したいところです。
かなり高音が続きます。力強い発声を意識して行きましょう。 切れ目が多いので、Bメロと同じように切れ目でリズムを取ります。
音程は難しくないので、高音の維持に力を注ぎつつ、歌唱していきましょう。 高音では息が抜けるような感覚で出せるとベストです。
- 高音:地声最高音hiC
- 低音:地声最低音mid1F
Cメロと記載しましたが、メロディや音程的にはほぼAメロです。 Aメロを少し転調したパートと捉えるのが妥当です。
後半のみ転調します。そのためにCメロに最低音と最高音が存在します。 音域の幅がかなり広いので、なかなかに歌いにくい部分と言えるでしょう。
前半はAメロと同じく静かな声を意識しましょう。 後半はラストサビに向けて盛り上がる部分です。 力強い発声を意識して、高音へと備えていきましょう。
前半と後半で力の強弱が変わります。 Cメロのみと範囲は狭いですが、しっかりと対応していきましょう。
- 繰り返し:なし
- 転調:なし
アウトロの最後はとても長いロングトーンで終了します。 ここも見せ場ですので、途切れないロングトーンで周りの心をがっちりと掴んでいきましょう。 アウトロに移行するまでは時間がかかるので、忘れて「演奏中止」を押さないように注意してください。
カラオケで歌う場合の「宿命 / Official髭男dism」の総評
曲中での音域はmid1F(F3)~hiC(C5)とやや狭いです。 地声、裏声ともにhiC(C5)が最高音となっています。 音域の幅はやや狭めですが、音域そのものが高いです。
一般的な男性の声域から考えると、大きく上にずれていると言えます。
音域的には女性音域に突入します。 男性よりも女性の方の方が歌いやすい曲ですね。
また音域は狭いので、AメロBメロといったパート内でも大きく上下はしません。 Aメロのみでやや大きな上下がありますが、Bメロやサビは全体的に高めのキーです。
ここまでキーを下げると、地声最高音がmid2G#(G#4)付近になります。 一気に歌いやすさを感じるはずです。 Official髭男dismはキーが本当に高いですね……。
裏声は2番のBメロにのみ登場します。 一か所しか登場しないのは珍しいですね。変化は一瞬です。 Official髭男dismは裏声の使い方が上手で、聞き流していると裏声であることが分からないレベルです。
音程難易度はやや易となっています。 音程配置は複雑ですが、かなり歌いやすいです。 息継ぎをする暇も十分にあり、余裕をもって歌うことができます。
切れ目を意識することでリズムも取りやすくなります。 一番の問題は高音ですね。それ以外の難易度は低めです。 キーを下げることで一気に歌いやすくなるでしょう。
以上を考慮して、