「パラボラ / Official髭男dism」について歌い方や音域を解説しました。
カラオケで歌う場合の参考にしてください。
自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
このページではあなたの声のキーの高さを計測する方法について説明しています。自分の声の高さを知ろう!専用システムで音域(声域)チェック!音域(声域)を知る際に、「音域チェッカー」を使用します。音域チェッカー「音域チェッカー[…]
「パラボラ / Official髭男dism」の楽曲データ
パラボラ
Official髭男dism
2020/04/10 ¥255
アーテイスト | Official髭男dism |
---|---|
リリース | 2020/4/10 |
タイアップ | 「カルピスウォーター」CMソング |
総合難易度 | ★★★☆☆ |
音程難易度 | ★★★☆☆ |
地声最低音 | mid1F(F3)※Aメロ、サビで登場 |
地声最高音 | hiC(C5)※サビ、ラストサビで登場 |
裏声最高音 | hiD(D5)※サビ、ラストサビで登場 |
スピード | BPM124(標準的な速さ) |
ラップ | なし |
2020年4月10日に配信限定でリリースされたシングル曲です。
前作「I LOVE…」からわずか2ヶ月でのシングルリリースとなります。
Official髭男dismは2020年に多くのシングルをリリースしています。
飲料水の「カルピスウォーター」のCMソングに起用されています。
YouTubeにはOfficial Videoが投稿されています。
再生回数は1億回を越えています。リリースからこれからもまだまだ伸びるでしょう。
Official VideoはOfficial髭男dismがライブで演奏している様子を撮影しています。
歌詞が付いているので、見ているだけで曲と歌詞を覚えることができます。
落ち着いたメロディが特徴的で、ボーカルの弾むような声が響くナンバーです。
「パラボラ / Official髭男dism」の構成と歌い方について
- 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
- 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
- ラスト:ラストサビ→アウトロ
地声最低音から、次第に上がっていき、hiA(A4)の高音域にまで到達します。
キーが高いのはその1フレーズのみで、後半は低いキーが連続します。
音程変化はやや複雑で、歌詞も敷き詰め気味です。
ただし、歌いやすい部分に音程は配置されています。
Aメロから力強い発声が必要です。
ただし高音域は抜けるような声になっていて、力を抜いての発声が求められています。
歌詞は敷き詰めがちですが、階段状の音程が多めになっています。
流れるように歌唱していきましょう。
音程が単調になり、歌いやすくなります。
とはいえキーは高めに設定されています。
しっかりとした発声を意識して歌っていきたいですね。
歌詞の切れ目も多いので、Bメロは歌いやすさを感じるでしょう。
最初はキーが低いものの、次第に高くなっていきます。
地声と裏声の最高音はここで登場します。
全体的にキーが高いにもかかわらず、アクセントを駆使して音程を変えないといけないので、難易度は高めです。
場所によって地声で高音を出すところと、裏声で高音を出すところがあります。
音域が違いますが、高く、透き通っている方が裏声、強い発声の部分が地声です。
どこが地声でどこが裏声なのかを押さえておきましょう。
さらにサビの最後には高音のロングトーンも待っています。
高音とロングトーンで体力を奪ってくるので、サビの前にしっかりと準備をして臨みましょう。
しっかりとした発声を意識するよりも、リズムに乗って歌っていくのがおススメです。
裏声を使用する場所では力を抜いての歌唱を意識しましょう。
後半は母音を強調するフレーズも多いです。
歌詞を敷き詰めている部分はメロディに乗って、後半部分は母音でリズムを合わせて歌唱して行くのがおススメです。
ありません
転調することはありません。
ですが最後の部分にアウトロとして数フレーズが追加されています。
アウトロに裏声最高音と、主にhiA#(A#4)からなるロングトーンが配置されています。
かなり苦しい場所ですが、最後なので頑張って乗り切っていきましょう。
カラオケで歌う場合の「パラボラ / Official髭男dism」の総評
曲中での音域はmid1F(F3)~hiD(D5)とやや狭めです。
地声の最高音はhiC(C5)、裏声最高音はhiD(D5)となっています。
他のOfficial髭男dismの曲と同じく、一般的な男性の声域から考えると、曲の音域は大きく上にずれています。
音域的にはAメロ、サビの中で高音と低音の差が激しくなっています。
Aメロでの高低差も激しいですが、サビは最低音と最高音が登場するので、音域はかなり広いです。
AメロBメロの段階からキーが高く、高音域ではhiA(A4)のようなキーも登場します。
曲の初めからここまで高いキーが登場すると、流石に厳しいものがあります。
綺麗に出すためにも、他の曲を何曲か歌唱した後に「パラボラ」を選びたいですね。
サビもキーが全体的に高めで、地声と裏声の最高音が頻出です。
さらに最後のロングトーンはhiA#(A#4)で構成されています。
高音が得意な人でも苦しさを感じるのではないでしょうか。
どの曲にも言えることですが、一瞬だけhiFのような恐ろしく高いキーが登場するよりも、hiAやhiBの音を連発しつつ、ときおりhiCやhiC#を地声や裏声で混ぜてくる曲の方がつらさを感じます。
バラードソングなどに多いのですが、「パラボラ」もその一種です。
同じ最高音の曲でも、実際に歌ってみると「パラボラ」の方が苦しさを感じます。
そのため、キー調整が有効な手段になります。
キー調整に関しては
これにより、サビにおける高音域がちょうどよい高さになるはずです。
最低音はmid1F(F3)と高めなので、これだけ下げてもまだ余裕はあります。
音程難易度は普通となっています。
Aメロは音程は複雑ですが、歌いやすい。
Bメロは音程が簡単。
サビは複雑で、アクセントで合わせる必要あり、となっています。
総合的に考えて普通程度ですが、キーを下げるとサビで余裕が生まれるので「やや易」になると思います。
キーの調整がしやすく、音程もそこまで難しくはありません。
練習の際に自分に合うようにキーを下げれば習得はしやすいと思います。
以上を考慮して、
キーを下げることで難易度が一気に下がります。
もちろん原曲キーで歌えば高音がきつく、音程やリズムなどの余裕がなくなるので難易度は高くなります。
原曲キーでは難易度は「やや難」になるかと思います。
Official髭男dismの曲の中では、歌いやすい部類に入る曲です。
これからこのバンドの色々な曲を歌えるようになりたい!という場合におススメできる曲です。