「前前前世[movie ver.] / RADWIMPS」のカラオケでの歌い方【音域】

「前前前世[movie ver.] / RADWIMPS」についてカラオケでの歌い方や音域を解説しました。カラオケで歌う場合の参考にしてください。

自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。

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曲情報をまとめた後に、実際にカラオケで歌唱して、歌うときに気を付ける点などを記載しています。歌いこなすために練習するときの参考にしていただければ幸いです。

「前前前世[movie ver.] / RADWIMPS」の楽曲音域データ

アーティストRADWIMPS
リリース
2016/7/25
タイアップ
映画「君の名は。」挿入歌
総合難易度★★★★☆
音程難易度★★★★☆
地声最低音mid1F#(F#3)
地声最高音mid2F#(F#4)
裏声最高音なし
スピードBPM190(速い)
ラップなし
前前前世[movie ver.] について

2016年7月25日にリリースされた楽曲です。映画「君の名は。」挿入歌に起用されました。

映画「君の名は。」のサウンドアルバムが2016年8月24日にリリースされたのですが、それに先行して配信される形になりました。

バージョンが同じ映画の挿入歌である「スパークル」同様に2種類あり、それぞれ[movie ver.][original ver.]となっています。

2016年7月25日にリリースされたのは[movie ver.]で[original ver.]は2016年11月23日発売のアルバム『人間開花』でリリースされました。

両者の違いはCメロがあるかないかですが、当記事では[movie ver.]の方を中心に扱います。ちなみにどちらも音域、BPMに違いはなく、カラオケでの人気度は[movie ver.]の方が上です。

YouTubeに公式チャンネルがPVを投稿しています。
再生数は2022年10月現在、2億8000万回を突破しています。驚異的な再生回数で、公式チャンネルでも1位の再生回数となっています。

「前前前世」はアップテンポな調子で進んでいきますが、サビでの歌詞が頭に残りやすいです。ノリノリで歌えるナンバーですね。これで「ぜんぜんぜんせ」と読みます。

「前前前世[movie ver.] / RADWIMPS」カラオケでの歌い方について

曲の構成
  • 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • ラスト:ラストサビ
歌い方解説
Aメロ
  • 高音:mid2E(E4)
  • 低音:地声最低音mid1F#(F#3)
  • 音程:普通

音域は狭く、地声最低音がこのパートで登場します。登場頻度が多いもののキーは高めに設定されていますので、出しにくいとは感じないはずです。

音程の変化は緩やかですが、歌詞を敷き詰めていて、そもそも歌うことが難しいです。しっかりと口の形を作って、リズムに乗って歌唱して行きましょう。

Aメロですが、やや声に力を入れて歌唱して行きます。早口で歌唱する部分があるので、そこを詰まらずに歌唱できるかが肝もですね。速いスピードですが、はっきりと歌唱しましょう。

Bメロ
  • 高音:地声最高音mid2F#(F#4)
  • 低音:地声最低音mid1F#(F#3)
  • 音程:やや難

音域は1オクターブに収まり、このパートで地声最高音と裏声最高音の両方が登場します。とはいえ最低音は高く、最高音は低いために音域的にはそこまで難しいとは感じません。

地声最高音はロングトーンの形で登場しますので、この部分ははっきりと発声をして音程を合わせていきたいところですね。

音程に関しては上下に動くものが多く、難易度はやや高めとなっています。完璧に合わせるのは難しいと思いますが、一部を外したとしても気にせずに歌唱して行くのが大切です。

フレーズの初めから力を入れて歌唱して行くとらしさが出ます。ロングトーンの部分とフレーズのはじめにアクセントをやや強めに入れるのがおススメです。逆に後半のロングトーンの多い箇所は力を抜いて、サビとの差異を演出して行きます。

サビ
  • 高音:地声最高音mid2F#(F#4)
  • 低音:地声最低音mid1F#(F#3)
  • 音程:やや難

音域はBメロと同じで、ここでも最低音と地声最高音の両方が登場します。曲中において音域は一番広いですが、曲そもそもの音域が一般的に狭いために歌いやすくなっています。

ただし地声最高音のmid2F#(F#4)のキーが連発するので、このキーが少し苦しいという方は辛さを感じるでしょう。このキーをどれだけ綺麗に出せるかが勝負になりますので、立って歌うなどして高音への対策をするのがおススメです。

音程に関してはBメロよりは少し易しくなるものの、依然としてスピードが速く、歌詞を敷き詰めています。難易度的にはそこまで易しくはなりませんね。依然として難しいと言えます。

ただし、とても合わせにくいかと言われるとそうでもなく、リズムに乗って歌唱することである程度は合わせることができるでしょう。

歌い方に関しては力を入れて歌唱します。高音域に余裕がある人は、声の強弱ではなくリズムに気を付けると良いでしょう。気持ちが焦ってしまい、原曲よりも速めに歌唱してしまうことも多いはずです

ラストサビ
  • 転調:なし
  • 繰り返し:なし

転調、繰り返しともにありません。これまでのサビの歌い方と同じように歌唱して、綺麗に閉めていきましょう。

カラオケで歌う場合の「前前前世[movie ver.] / RADWIMPS」の総評

曲中での音域はmid1F#(F#3)~mid2F#(F#4)とかなり狭いです。
地声最高音はmid2F#(F#4)で、裏声は使われていません。男性の平均的な音域から考えると、収まっていると言えます。

 

参考:男性の平均声域

男性の平均的な声域

曲を通しての音域が狭く、各パートでの音域も狭めです。Aメロが一番広く、Bメロとサビでは最低音と地声最高音が登場します。ただし、全体的に高音域が多めです。

地声最高音はmid2F#(F#4)で、Bメロとサビで登場します。
登場頻度がかなり多く、特にサビにおいてこのキーが連発されます。mid2F#(F#4)の音は一般的な男性から考えると少し低いキーですが、このキーがギリギリだという人にとってサビがなかなかに厳しいものなのではないでしょうか。

実際にカラオケで歌唱してみて、苦しいなと感じる場合には、キーを下げることをお勧めします。その際は。

キーを1~2下げると良いでしょう。

これで地声最高音がmid2E(E4)~mid2F(F4)になります。サビの高音域がすべて下がるので、かなり楽になると思われます。

地声最低音はmid1F#(F#3)です。
男性の平均的な低音域よりも高く、キー調整の余裕があります。キーを2つ下げたところで、mid1E(E3)ですので、これでも男性の平均的な低音域の方が低いです。

高音が苦しい場合には、遠慮なくキー調整をしても良いですね。

音程難易度はやや難となっています。
音程変化は絶えずありますが、急激な変化が少なく、リズムに合わせて歌うと音程が合います。

ただしスピードは速く、歌詞も敷き詰めていて、そもそも舌が回るかが問題です。歌詞やメロディを覚えるのは当然として、実際にカラオケで歌唱の練習をする必要があるでしょう。

口の形を意識して、発音に気を付けると良いですが、どうしても難しい場合にはカラオケのテンポ機能で、曲のスピードを少し遅くするのも手です。

とはいえ「前前前世」はこの疾走感が良い味を出していますので、テンポ調整は最後の手段とした方が良いと思います。

以上を考慮して、

総合的な難易度では普通~やや難になると感じました。

「前前前世[movie ver.] 」は音域的には問題ありませんが、とにかくスピードが速く、ついていくのがやっとという人も多いと思います。

幸いキーは低いので、メロディと歌詞を覚えた後に、実際に歌う練習をするのがおススメです。

どの曲でもそうなのですが、聴いた曲を歌うとまったくイメージが変わることがあります。原曲では楽々歌っていても、実際に歌ってみると全然歌えないということもあり、「前前前世」もその一つですね。

カラオケでなくても良いのですが、とにかく「実際に口に出してみる」ことで歌い方を体で覚えるのが吉です。

自室でも車の中でも良いので、「歌う」経験を積んでみてください。

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