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「Forever Love / X JAPAN」の歌い方【音域】

  • 2020年9月29日
  • 2020年10月9日
  • X JAPAN

「Forever Love / X JAPAN」について歌い方や音域を解説しました。
カラオケで歌う場合の参考にしてください。

自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。

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男性の平均的な声域

「Forever Love / X JAPAN」の楽曲データ

Forever Love
X JAPAN
1996/07/08 ¥204

アーテイストX JAPAN
リリース1996/7/8
タイアップ映画「X」テーマ曲
総合難易度★★★★☆
音程難易度★☆☆☆☆
地声最低音mid1C(C3) ※Aメロで登場
地声最高音hiD(D5) ※サビで登場
裏声最高音なし
スピードBPM62.5(やや遅い)
ラップなし
Forever Loveについて

1996年7月8日にリリースされたシングル曲です。
前作「DAHLIA」から約5か月振りのリリースとなります。

Tears」と双璧を成すX JAPANの有名バラード曲です。
また、内閣総理大臣の小泉純一郎さんがX JAPANのファンで、この曲をCMソングにも起用しました。
紅白歌合戦でも歌唱されており、知名度はかなり高いものとなっています。

YouTubeにて、公式チャンネルが音源の動画を公開しています。
PVではないので、画面は切り替わりません。

しっとりとしたバラードソングで、ピアノのメロディが美しいナンバーです。
バラード調ですが、サビではTOSHIさんの歌声が大きく響き渡ります。
壮大なイメージの強い曲ですね。

「Forever Love / X JAPAN」の構成と歌い方について

曲の構成
  • 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • ラスト:Bメロ→ラストサビ
歌い方解説
Aメロ

Aメロながらも音域が広く、そして高いです。
地声最低音のmid1C(C3)が登場しますが、一方でhiC(C5)といったとても高い音も登場します。
ただし低音は一瞬の登場なので、どちらかというと高音域の方が多めになりますね。

低音から高音に一気に上がる音程はありますが、基本的に変化は緩やかです。
スピードも遅いので、音程を合わせる余裕もあります。
歌いやすいパートですね。

基本的には力を抜いたりラックスした発声で歌唱していきます。
やさしい歌声で歌唱できるとベストですね。
ただし高音部分は力を入れて、はっきりとした高音を意識します。
対比を意識するといいでしょう。

かなりゆったりとしていて、切れ目も長いです。
余裕があるので、リズムが狂うことはないでしょう。
発声の方に力を入れていきましょう。

Bメロ

Aメロよりは音域は低くなります。
とはいえhiA#のロングトーンなど、高音の厳しさは健在です。

英語歌詞から始まりますが、全ての単語をはっきりと発声しています。
一部ジグザグの音程がありますが、それを考慮しても歌いやすい配置です。
ゆったりとしたペースなので、しっかりとした発声で音程を合わせていきましょう。

発声そのものはAメロと同じですが、キーがだんだんと高くなっていくので、やや力を入れた発声へと切り替えていきます。
とても安定した歌声で、無理やり出している印象は受けません。
自然に高音を出していきましょう。

Aメロと同じく余裕があるパートです。
ここでも発声に力を入れていきましょう。

サビ

全体的にキーが高く地声最高音のhiD(D5)も登場します。
それ以外にもhiCやhiAといったキーが多めです。

ほぼ高音ゆえに、音程の変化は少ないです。
全体的にロングトーンが多いのも特徴です。
仮に一部を外しても、高い音程正解率を維持できます。

驚くことに、発声がAメロと変わりません。
やや力が入るものの、自然な調子で歌唱がされています。
この自然さで高音が歌唱できるのはすごいですね。

このパートもゆったりとしていて、リズムが取りやすいです。
やはりこのパートでも発声が大事になります。
自然な余裕のある発声を行うようにしましょう。

Cメロ

ありません

ラストサビ

一部が転調し、地声最高音のロングトーンや、
hiCのロングトーンが登場します。曲中でもっとも高音な部分です。
繰り返しもあり、苦しくなりやすい部分ですね。

カラオケで歌う場合の「Forever Love / X JAPAN」の総評

曲中での音域はmid1C(C2)~hiD(D5)とかなり広めです。
地声最高音がhiD(D5)で裏声は使われていません。
低音はともかく、高音は男性の平均的な音域を大きくオーバーしています。

参考:男性の平均声域

男性の平均的な声域

パート内部で、音域は激しく変化しません
高い部分は高い、低い部分は低いと分かれています。
ややAメロで急激な変化はあるものの、低音部分は集中していません。

地声最高音はhiD(D5)ととても高く、サビで頻出です。
さらにロングトーンでも登場します。
このキー以外にもhiA#やhiCなど、高いキーがロングトーンで登場します。

とにかく高音ロングトーンが多めです。
曲の時間も長めで、それゆえにサビの繰り返しの回数も多いです。
正直言って、原曲キーで歌いこなせる曲ではありません。
問答無用でキーを下げるべき曲です。

キー調整に関しては、キーを5つ~6つ下げるのがおススメです。

これで地声最高音がmid2G#(G#4)付近になります。
正直これでもやや高いくらいです。
高さを感じる場合はさらに下げてもOKです。

地声最低音はmid1C(C3)とかなり低めです。
しかし、このキーは一瞬しか登場しません。
それゆえに、仮に出せなかったとしても気にしない方向で行くのが良いです。

というより、この最低音を多少無視しないと、まず歌えないと思います。
そのくらいこの曲の高音の難易度はずば抜けています。

さまざまな曲で述べていますが、高音を連発する曲と、一瞬だけ出す曲では、前者の方が何倍も辛いです。
さらにそれがロングトーンとなっていては、厳しさもさらに上がります。
最高音がhiDの曲は探せば多く見つかりますが、ここまで高音のロングトーンを詰め込んでいる曲は少ないです。

音程難易度は易になります。
音程配置が非常に単調で、合わせやすく、余裕があります。
難しい部分は存在しません。

高音を維持することが目的なので、音程難易度は低めですね。
裏声も使用されていません。キーを下げると、かなり歌いやすく感じるはずです。

以上を考慮して、

総合的な難易度ではやや易~やや難になると感じました。

かなり範囲が広いように思えますが、キー調整をすれば「やや易」、しなければ「やや難」です。
単純に原曲キーでは歌いこなせる人の方が少ない曲です。

X JAPANのバラード曲はこのように高音の難易度が異常に高い曲が多いです。
それはTOSHIさんの歌声が特殊な発声をしているからです。
これに関しては普通の人が練習で習得することも出来なくはありません。

ですがその道のりは難しいでしょう。
一歩間違えれば、声帯がダメージを負い、ポリープなどの深刻な病気になります。

無理をせず、キーを下げるのが無難です。
やるとしても、気持ちよく歌うために「いくつ下げるか」を考えるくらいが良いです。
間違っても原曲キーで挑戦しようなどと思わない方が良いです。

どれだけ高音が得意でも、この最高音をTOSHIさんのように軽い調子で出すことは非常に難しいです。
男性はおろか、女性ですら厳しい曲ですね。