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「Tears / X JAPAN」の歌い方【音域】

  • 2020年9月29日
  • 2020年10月9日
  • X JAPAN

「Tears / X JAPAN」について歌い方や音域を解説しました。
カラオケで歌う場合の参考にしてください。

自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。

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男性の平均的な声域

「Tears / X JAPAN」の楽曲データ

Tears
X JAPAN
2017/03/03 ¥255

アーテイストX JAPAN
リリース1993/11/10
タイアップドラマ「憎しみに微笑んで」主題歌
総合難易度★★★★★
音程難易度★☆☆☆☆
地声最低音mid2A(A2) ※Aメロ、Bメロで登場
地声最高音hiC(C5) ※サビで多く登場
裏声最高音なし
スピードBPM75(やや遅い)
ラップなし
Tearsについて

1993年11月10日にリリースされたシングル曲です。
前作「Say Anything」から約2年振りのリリースとなります。
オリコンでは2位を記録しました。

オリコン1位は次作の「Rusty Nail」にて達成しています。
しかし、総売上枚数ではこの「Tears」が1位です。

Forever Love」と双璧を成すX JAPANの有名バラード曲です。
また、内閣総理大臣の小泉純一郎さんがX JAPANのファンで、この曲をCMソングに起用しようとしたものの、「Tears」は「涙」という意味なので縁起が悪いために「Forever Love」に変更したという逸話もあります。

YouTubeにて、公式チャンネルが音源の動画を公開しています。
PVではないので、画面は切り替わりません。

余談ですが、カラオケだと作詞の欄によく出てくる「白鳥瞳」はYOSHIKIさんの作詞の際のペンネームだったりします。

しっとりとしたバラードソングで、「Forever Love」と同じくピアノのメロディが美しいナンバーです。
バラード調ですが、壮大なイメージの強い曲です。
Forever Love」が好きならば、この曲も気に入るでしょう。

「Tears / X JAPAN」の構成と歌い方について

曲の構成
  • 1番:Aメロ→Bメロ→Cメロ→サビ
  • 2番:Aメロ→Bメロ→Cメロ→サビ
  • ラスト:Cメロ→ラストサビ
歌い方解説
Aメロ

Aメロながらもキーが高く、hiA(A4)のロングトーンや、hiB(B4)のキーも登場します。
歌詞は敷き詰めてはおらず、音程変化も少なめとなっています。
高音の発声に力を入れていくと良いですね。

中音部分はリラックスして優しい歌声を意識します。
逆に高音部分はやや力を入れつつも、まだ余裕がある発声を意識します。
正直、このAメロからすでに高いと感じる人も居ると思いますので、その場合はキーを調節しましょう。

キーを合わせた場合は、とても歌いやすく感じると思います。
ゆったりとしたペースでロングトーンを行いながら、次へと向かっていきましょう。

Bメロ

音域に関してはAメロと同じような形です。
地声最低音のmid2A(A3)が登場はしますが、一瞬しか登場しません。
パート全体を通じて音域は高めです。

音程変化も激しくはありません。
音程を合わせる余裕があるくらいです。
ここでも発声を意識して行きたいですね。

Aメロよりも高いキーが連続するので、力を入れた発声で歌唱していきます。
歌詞をほんの少し敷き詰めていますが、歌詞の切れ目はかなり長く、余裕があります。

Cメロ

サビ前の最後のパートは音域がやや低めになります。
地声最低音も一瞬ですが登場し、上がってもmid2G#(G#4)までです。
キーが低く、小休止のパートですね。

ここでも音程は難しくありません。
余裕があり、歌いやすいですね。
休憩をしつつ、サビへと向かっていきましょう。

キーはAメロよりも低いのですが、全体的に強く安定した発声を心がけます。
Aメロの中音域は優しく、でしたが、ここは力強くですね。
中音部分でもロングトーンで声を響かせることを意識しましょう。

サビ

1番のサビに関してはロングトーンは多いものの、キーはhiA#とmid2G#となっています。
曲中で考えると、そこまでキーは高くありません。
もちろん世間一般的には高いですが……。

一方で2番のサビからは転調し、キーが上がります。
恐ろしいことにキーが3つも上がり、地声最高音のhiC(C5)をロングトーンで連発するようになります。
この転調後のサビはラストサビにも継続され、hiC(C5)のロングトーン連打を計6回もしなくてはなりません。

ほぼ高音なので、音程の変化はほとんどありません。
ここでも高音の維持に力を入れていきたいですね。

転調前のサビははっきりとした発声ながらも、余裕があります。
軽い調子で出しつつ、サビの最後のロングトーンはかなり長く伸ばします。

転調後は、全ての英単語を強く発言して歌唱していきます。
高音もきついですが、それでもやや余裕があるような発声です。
高音を綺麗に響かせていますね。

サビも歌詞はまるで敷き詰めていないために、歌いやすいパートです。

Cメロ

ありません。

ラストサビ

サビにて詳細は掲載しました。

カラオケで歌う場合の「Tears / X JAPAN」の総評

曲中での音域はmid2A(A3)~hiC(C5)とやや狭いです。
地声最高音がhiC(C5)で裏声は使われていません。
高音が男性の平均的な音域を大きくオーバーしています。

参考:男性の平均声域

男性の平均的な声域

パート内部で、音域は激しく変化しません
というよりも、基本的にどのパートも高いです。

地声最高音はhiC(C5)で、X JAPANの曲にはこれ以上のキーの曲が多く存在します。
ですが、この「Tears」はX JAPANの中で屈指の高音がきつい曲です。
理由は簡単で、地声最高音のロングトーンが連発されるからです。

以前から述べていますが、例えばhiEのキーを一瞬出して、他のキーがhiAである曲と
全体的にhiCを連発する曲では、後者の方が何倍もきついです。
そのため、歌唱する際にはキーを下げて歌唱することが前提です。

キーは、4つ~5つ下げるのがおススメです。

これで地声最高音がmid2G#(G#4)になります。
地声最低音はmid2A(A3)なので、かなりの余裕があります。
しかも、一瞬しか登場しないのでキーを下げても余裕を感じるでしょう。

ちなみにですが、あまりキーを下げすぎると、楽しんで歌えない可能性もあります。
おすすめはラストサビでの地声最高音が、自分の出せるぎりぎりのキーの一個下に設定することです。
例えば、hiAまでのキーがギリギリ出せる場合は、mid2G#が最高になるように調節すると楽しく歌えるでしょう。

音程難易度は易になります。
X JAPANの他のバラード曲と同じく、難易度は低くなっています。
非常に歌いやすい曲ですね。

表現に関してもあまり難しくはありません。
Aメロにおいて少し気を付けると良いでしょう。

以上を考慮して、

総合的な難易度ではやや易~難になると感じました。

キー調整がしやすいのが本当に救いで、自分の声に合わせればとても歌いやすい曲です。
一方で原曲キーで歌唱するのはかなり難易度が高いと言えます。
そもそも、歌いきれる人がほとんどいないレベルです。

あくまでも個人的な意見ですが、X JAPANの曲の中ではもっとも高音がきつい曲だと思います。
hiCのロングトーンを連発するのは他の曲にはなく、喉が大きなダメージを受ける一曲です。