「KICK BACK / 米津玄師」についてカラオケでの歌い方や音域を解説しました。カラオケで歌う場合の参考にしてください。
自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
このページではあなたの声のキーの高さを計測する方法について説明しています。自分の声の高さを知ろう!専用システムで音域(声域)チェック!音域(声域)を知る際に、「音域チェッカー」を使用します。音域チェッカー「音域チェッカー[…]
「KICK BACK / 米津玄師」の楽曲音域データ
アーティスト | 米津玄師 |
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リリース | 2022/10/12 |
タイアップ | アニメ「チェンソーマン」OPテーマ |
総合難易度 | ★★★★☆ |
音程難易度 | ★★★☆☆ |
地声最低音 | mid1E(E3) |
地声最高音 | hiA#(A#4) |
裏声最高音 | なし |
スピード | BPM204(速い) |
ラップ | なし |
2022年10月12日にリリースされたシングル曲です。米津玄師の13枚目のシングル曲で、アニメ「チェンソーマン」OPテーマに起用されました。アニメ主題歌を担当するのは「ピースサイン」以来になります。
配信限定でリリースされたのが10月12日であり、CDとしてリリースされたのが11月23日となります。
アニメ「チェンソーマン」が放送開始前から期待されていたこともあり、そのアニメのOPに起用されたこの曲も一気に知名度が爆発しました。
発売開始から人気は大きく、カラオケでも週間ランキングの上位にランクインし続けています。
YouTubeに公式チャンネルがPVを投稿しています。
再生数は2022年11月現在、3300万回を突破しています。投稿から一ヶ月ですがすごい人気ですね。ちなみにPVにはKing Gnuの常田さんも登場しています。
更に実はこのPVは宮本浩次さんの楽曲「冬の花」で使われているPVと同じ場所が映し出されています。
YouTubeではトラックに轢かれてしまう米津さんをネタにしたような動画が多数投稿されていましたので、そちらを見て知っている方もいるかもしれません。
「KICK BACK」は疾走系のアップテンポな調子で進んでいく、ノンストップなナンバーです。
「KICK BACK / 米津玄師」カラオケでの歌い方について
- 1番:Aメロ→Bメロ→Cメロ→サビ
- 2番:Aメロ→Bメロ→Cメロ→サビ
- ラスト:アウトロ
- 高音:mid2F(F4)
- 低音:地声最低音mid1E(E3)
- 音程:普通
音域はやや広く、地声最低音がこのパートで登場します。登場は一瞬ですが、キーがやや高いために、そこまで出しにくさは感じないでしょう。音域的には歌いやすいパートです。
音程の変化は継続的に起こるのですが、歌いやすい位置に配置されていて、難易度は高くはありません。アーティストの歌い方を再現していけば、おのずと合わせることができるでしょう。。
Aメロですが、やや声に力を入れて跳ねるような軽快なリズムで歌唱して行きます。低音、中音関係なく、はっきりとした発声を意識しましょう。このAメロで良いスタートを切って、この後に続けていくという気持ちを持つようにしてください。
- 高音:mid2F(F4)、mid2F#(F#4)(2番)
- 低音:mid1F(F3)
- 音程:やや難
音域はほほ1オクターブに収まります。音域的には中音域がほとんどのため、全体的に歌いやすいパートです。低すぎず、高すぎないのは良いですね。
ただし、音程に関しては歌詞をやや敷き詰めていて、スピードが速いために細かい部分を外しやすくなっています。とはいえ流れるように歌唱出来ればほとんどの音程は合わせることができますので、歌詞とメロディを覚えることが大切ですね。
前半部分は早口部分になるので少し食い気味で歌唱しますが、後半はうって変わってスピードが少し緩やかになりますので、落ち着いて歌唱していくように心がけましょう。リズムを狂わされないように注意してください。
ちなみに2番では後半で転調し、最後がmid2F#(F#4)の高音ロングトーンになります。しっかりと決めてCメロに移るようにしてください。
- 高音:地声最高音hiA#(A#4)
- 低音:地声最低音mid1E(E3)
- 音程:普通
音域は広いのですが、正直に言うと1番と2番でほぼ別物です。歌詞こそほぼ同じですが、キーやメロディも大きく違っています。
上記の音域は2番のもので、1番はこれよりも少し狭くなります。音域的には1番は難易度が低く、2番は高音域がややきつめです。
音程に関しては逆で、1番がやや難しく、2番がゆったりとしたペースのためにやや易しくなります。いずれにせよメロディが完全に異なるので、全くの別物として覚えることをオススメします。
歌い方は1番はBメロから流れるように歌唱し、2番に関しては逆に1音1音をしっかりと発声して壮大な印象を演出していきます。
ちなみに2番は伴奏がやや小さくなるので、リズムが狂いやすい箇所です。カラオケで歌唱する際にはしっかりと伴奏に耳を傾けるようにしましょう
- 高音:mid2G#(G#4)
- 低音:地声最低音mid1E(E3)
- 音程:普通
音域は中音域が中心となり、やや歌いやすくなります。音域的には難易度は下がると言えるでしょう。
ただし音程は相変わらず歌詞を敷き詰めているためにやや難易度は高めです。ですがしっかりと歌詞とメロディを覚えて歌い方を再現すれば合わせるのはそこまで難しくはありません。頭に残りやすいというのもあるかもしれませんが、思った以上に難易度は高くないはずです。
歌い方に関しては力を入れて歌唱します。かなり強めのアクセントを入れる箇所が多いので、どこで力を入れて、どこで力を抜いているのかをしっかりと覚えておきましょう。
普段から口ずさんだりしていると米津さんの歌い方を覚えることができるのでおススメです。意外と再現しやすいので、不安になるよりも一度カラオケで歌った方が良いですね。
ちなみにラストサビという概念はなく、2番のサビ終了後にすぐにアウトロに移行します。
- 高音:mid2G#(G#4)
- 低音:地声最低音mid1E(E3)
- 音程:普通
主に低音域、中音域、高音域すべてが同じくらいの頻度で登場します。サビの後半を少しアレンジした形になり、英語のある歌詞部分の音程はそのままです。
新たに覚える部分ではあるのですが、これまで出た部分を組み合わせたようなパートになっているので、意外とマスターするのは容易だと思います。
歌い方はサビから継続して力を入れて歌唱します。しっかりと歌いきって、綺麗に閉めていきましょう。
カラオケで歌う場合の「KICK BACK / 米津玄師」の総評
曲中での音域はmid1E(E3)~hiA#(A#4)とやや広いです。
地声最高音はhiA#(A#4)で、裏声は使われていません。男性の平均的な音域から考えると、上にずらした形になります。
曲を通しての音域は広いですが、各パートでの音域は狭めです。2番のCメロが一番の問題で、それ以外の難易度は低めです。
地声最高音はhiA#(A#4)で、2番のCメロで登場します。
登場頻度が一回のみで、準ずるキーもそこまで多く登場しません。これらのキーは最悪裏声で歌唱しても構わないので、どちらかというとサビで頻出するmid2G#(G#4)を中心に考えると良いでしょう。
実際にカラオケで歌唱してみて、サビが高いなと感じる場合はキー調整することをオススメします。その際は
これで中心となる高音がmid2F#(F#4)~mid2G(G4)になりますので、やや楽になると思われます。
もちろん、高音に余裕がある方ならば原曲キーで問題ないと思います。
地声最低音はmid1E(E3)です。
男性の平均的な低音域からすると少しだけ余裕があり、それゆえにキーを1つか2つなら下げても問題はありません。キー調整は比較的しやすいと言えますね。
音程難易度は普通となっています。
聴いていると、とても難しく感じるのですが、きちんと覚えて歌ってみると意外と歌えます。もちろん米津さんの歌い方を再現する必要はありますが、とてもじゃないけど歌えないという難しさではないと感じました。
もちろんなんの練習もなしで歌いこなせるはずはないので、歌詞とメロディ、そして歌い方を覚えたうえで、常日頃から口ずさんだりする必要はあるでしょう。
しかしそういったことをしっかりとやっていれば、カラオケで練習をするにしても短い時間でマスターできるはずです。
一応コツのようなものを話すと、音程バーを見るのは歌い始めだけにして、あとはリズムに集中するのがおススメです。合わせようとするのではなく、歌うことで合わせてしまう、というイメージですね。
以上を考慮して、
「KICK BACK 」は米津さんの疾走系の曲ですが、他の曲に比べると難易度はやや低めと言えます。キー調整がしやすいのも良いですね。
歌いにくい部分こそありますが、しっかりと覚えればマスターするのも夢ではありません。
歌っていてかなり楽しい曲ですし、周りの反応も期待できると思います。
最近人気の一曲ですので、気に入った場合はぜひとも記事を参考に練習してみてください。