「春雷/ 米津玄師」の歌い方【音域】

「春雷/ 米津玄師」について歌い方や音域を解説しました。 カラオケで歌う場合の参考にしてください。

自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。

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「春雷 / 米津玄師」の楽曲データ

春雷
米津玄師
2017/11/01 ¥255

アーテイスト米津玄師
リリース2017/11/1
タイアップなし
総合難易度★★★★☆
音程難易度★★★★☆
地声最低音mid1C(C3)※Bメロで登場
地声最高音mid2G#(G#4)※サビで登場
裏声最高音なし
スピードBPM124(やや速い)
ラップなし
春雷について

2017年11月1日にリリースされたアルバム「BOOTLEG」に収録されている曲です。 タイアップはありませんが、YouTubeにてMVが公開されています。 MVの再生回数は1億回を越えていて、知名度も高い曲です。

タイトルの「春雷」はそのままの意味で「春に鳴る雷」のことです。 立春から立夏の間になる雷で、春の到来を伝えるとも言われています。

歌詞を見てみると、突然目の前に現れた女性を雷のように表現しています。

曲調はかなりアップテンポで、速いスピードと敷き詰めた歌詞が特徴的です。 シンセサイザーとギターの奏でる音が印象的なナンバーとなっています。

「春雷 / 米津玄師」の構成と歌い方について

曲の構成
  • 1番:Aメロ(2回)→Bメロ→サビ
  • 2番:ラップ詞→Aメロ→Bメロ→サビ
  • ラスト:Cメロ→ラストサビ
歌い方解説
Aメロ

歌詞をかなり敷き詰めています。 早口のようなフレーズが特徴的ですね。

音程が難しくはないものの、舌が回るかどうかすら怪しいくらい速いです。 そのうえで歌い方をおさえてアクセントを駆使して音程を合わせる必要があります。

子音の発声が主なので、母音の発声は意識せずに、歌唱しましょう。 子音の発声でアクセントをつけつつ、リズムを取っていくと歌いやすいです。

Bメロ

Aメロと同じような印象です。 相変わらずスピードが速く、歌詞を敷き詰めているので早口で歌わなくてはなりません。

Aメロと違い、母音をはっきりと強調している部分が多めです。 早口のところは子音を意識するでOKですが、それ以外の部分は母音でリズムを取りましょう。

ラップ詞

2番のAメロ前に置かれています。 ラップ詞と書きましたが、そこまで歌詞は敷き詰めていません。

母音の強調が分かりやすいので、再現を意識しつつこの後のAメロに備えましょう。 音程は難しくはないので合わせやすいと思います。

サビ

全体的にキーが高く、最高音のキーが頻出します。 最高音もmid2G#(G#4)と高いですが、それ以上に息継ぎをする暇がないので息が苦しくなりやすいです。 ブレスをする場所を事前に考えておくのがおススメです。

体全体でリズムを取りつつ、狂わないように注意しながら歌唱していきましょう。 張り上げる部分は感情をこめて、後半のキーの低い部分は逆に感情をこめないことでらしさを出していきましょう。

Cメロ

スピードが速く、歌詞は敷き詰めてはいないものの、早口で歌わなくてはならないことには変わりはありません。 音程がそこまで難しくないのが救いです。

フレーズの入りを強く発声し、後半に向かうにつれて力を抜いていくとらしさが出ます。

ラストサビ

転調することはありません。 繰り返しもないので、歌いきってしまいましょう。

カラオケで歌う場合の「春雷 / 米津玄師」の総評

曲中での音域はmid1C(C3)~mid2G#(G#4)とやや狭めです。 裏声を使用していない、全てが地声の曲になります。

mid2G#(G#4)が最高音ですが、この音がサビでは頻出します。 サビではそれ以外のキーも全体的に高く、苦しさを感じやすい曲です。

キー変更をする場合は、1つか2つ下げるでいいでしょう。

音程難易度はやや高めとなっています。 歌詞を敷き詰めていて、音程配置はやや複雑に変化します。 歌いにくいわけではないので、勢いに任せて合わせることはできます。

音程難易度を上げているのは変調が多いリズムにあります。 曲のスピードが速いにもかかわらず、その中で歌詞の敷き詰め具合を変えてきます。 敷き詰めている部分もあれば、1音1音をはっきり発声する部分もあります。

息継ぎをする、音程を合わせる、高音を出す といったさまざまな余裕をこのリズムと歌詞の敷き詰めで奪ってきます。

満足に歌いこなすには歌詞を覚える、歌い方を覚えるではまだ足りません。 実際にカラオケで練習をして慣れておく必要があります。 曲の難易度としては同じ米津玄師さんの「LOSER」に近いものを感じますね。

以上を考慮して、

総合的な難易度ではやや難~難になると感じました。

歌詞の敷き詰め具合とリズムの取りずらさは群を抜いています。 難易度はかなり高い曲ですね。

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