「海の幽霊/ 米津玄師」について歌い方や音域を解説しました。
カラオケで歌う場合の参考にしてください。
自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
このページではあなたの声のキーの高さを計測する方法について説明しています。自分の声の高さを知ろう!専用システムで音域(声域)チェック!音域(声域)を知る際に、「音域チェッカー」を使用します。音域チェッカー「音域チェッカー[…]
「海の幽霊 / 米津玄師」の楽曲データ
海の幽霊
米津玄師
¥255
アーテイスト | 米津玄師 |
---|---|
リリース | 2019/6/3 |
タイアップ | 映画「海獣の子供」主題歌 |
総合難易度 | ★★★★★ |
音程難易度 | ★★★★☆ |
地声最低音 | mid1C#(C#3)※Aメロ、Bメロで登場 |
地声最高音 | hiA(A4)※サビで登場 |
裏声最高音 | hiE(E5)※ラストサビで登場 |
スピード | BPM90(標準的な速さ) |
ラップ | なし |
2019年6月3日にリリースされたシングル曲です。
アニメ映画「海獣の子供」のOPテーマに起用されています。
米津玄師さんはこの作品を10代の頃から愛読していて、映画化に伴って
主題歌を担当したいと依頼したためにタイアップが決定したそうです。
他の米津玄師さんの曲と同じく、YouTubeにてMVが公開されています。
再生数は8000万回を越えていて、知名度は高めです。
MVはアニメ映画の動画となっています。
曲調はバラード調で、壮大なメロディが特徴的です。
静かなメロディに響き渡る米津玄師さんの裏声と、コーラスが良い味を出しています。
余談ですが、音域は地声最高音がhiA(A#4)と裏声最高音がhiE(E5)です。
米津玄師さんの曲の中ではもっとも高い曲になっています。
「海の幽霊 / 米津玄師」の構成と歌い方について
- 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
- 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
- ラスト:ラストサビ(2回)→アウトロ
裏声が頻繁に登場し、素早い切り替えを要求されます。
地声のキーも歌いにくいキーに設定されているので、音程の合わせにくさを感じます。
スピードはゆっくりで歌う余裕はあります。
なのでしっかりとした発声を意識して、裏声を出していきましょう。
地声部分には力を入れて、裏声部分では力を抜くのが特徴です。
あえて芯を弱めて綺麗な裏声を出していきたいところです。
歌詞をやや敷き詰めていますが、まだ余裕はあります。
音程配置も難しくないので歌いやすいでしょう。
ただし後半には裏声パートが一瞬だけあります。
とはいえAメロよりは頻度は少なめです。
地声、裏声ともに口ずさむように歌唱をしていきましょう。
かなり難易度が高く、音程、裏声ともに高いレベルを求められます。
とくに急にせり上げるような音程が多く、歌詞を敷き詰めているために準備をする暇がありません。
事前にカラオケで練習をして素早くキーを持ち上げられるようにしておきましょう。
また裏声に関してもキーが高いだけでなく、その状態でキーを変化させるので裏声の持続力も求められます。
歌唱時にはAメロBメロとは違い、力を入れて発声していきましょう。
ただし裏声が荒々しくならないように注意が必要です。
ありません
繰り返しがあり、その部分で裏声最高音が登場します。
また最後に1フレーズのみアウトロがあります。
これまでのサビでの発声を意識しつつ、それよりも高い裏声を出す必要があります。
アウトロの部分では声量を押さえつつ、フェードアウトするように終えていくとらしさが出ます。
カラオケで歌う場合の「海の幽霊 / 米津玄師」の総評
曲中での音域はmid1C#(C#3)~hiE(E5)とかなり広めです。
hiE(E5)は裏声ですが、地声最高音もhiA(A4)と高いです。
約2オクターブで、全体的に音域が高めです。
とにかくキーが高く、原曲キーで歌うにはかなりの歌唱力が必要です。
サビでは地声最高音のhiA(A4)が頻出します。
地声最低音がmid1C#(C#3)と高めなので余裕はあります。
すべてのパートで裏声が登場します。
一瞬で切り替えてまた地声に戻るタイプの裏声も多く、難易度は高めです。
またAメロBメロは力を抜いて、そしてサビでは力を入れた裏声となっていて使い分ける必要もあります。
音程難易度は普通~やや高めとなっています。
ゆったりとしたペースですが音程配置は複雑で、ところどころ音程を外しやすくなっています。
サビに関しては裏声の状態で音程を上下させるのでさらに難しいです。
音程、高音、裏声、全てに関して高いレベルが求められている曲ですね。
以上を考慮して、
難易度はかなり高いですが、当然歌いこなせれば周りからの注目も得られます。
とはいえそのための練習はかなり辛く、長いものになるでしょう。
少なくとも、軽い気持ちで手は出せない楽曲となっています。