以前、このブログにてビブラートの出し方を説明しました。
声を震わせる歌唱テクニックであるビブラート。このビブラートが自由自在にかけられると、「上手い!」と言われやすくなります。ビブラートは誰もが出来るテクニックではないので、これが出来ることで少し優越を感じることもできますね。そのため「ビ[…]
この記事ではアーティストの真似をするだけで習得できる、いわゆる入門のビブラートを紹介しました。ですが記事の公開後に、
「もう一つのビブラートも教えてください!」という言葉も多かったです。そんな声に応えるために、今回はもう一つのビブラートを紹介します。
対象者は喉ビブラートは出来るんだけど、腹式ビブラートもマスターしたい人、または「ビブラートなんてできないけど、カラオケの精密採点で高得点を取りたいからビブラートを教えて!」という人です。
このビブラートはネットではよく取り上げられるビブラートです。腹式呼吸が大事とか、横隔膜を意識するといった記述を見たことがあるかと思います。
それは全てこの腹式のビブラートのことを言っているんですね。腹式のビブラートはかなりはっきりとしたビブラートで、周りの人にもビブラートをかけていることがはっきりと伝わります。
そしてこのビブラートの最大の特徴は、カラオケのLIVE DAMの精密採点DX(DX-G)において95点を越える高得点を狙う事ができる、というところにあります。
95点なんていう高得点を取ってしまえば、周りから「すごい!そんな点数初めて見た!!」と言われ、注目の的になるのは間違いないでしょう。
歌唱力でも採点の点数でも周りの視線を集められるなんて、素晴らしいテクニックですよね!このビブラート、ぜひともマスターしてください!
そもそも、腹式ビブラートとは?
ビブラートの説明をするまえに、腹式のビブラートとはどういうビブラートなのかを説明します。以前紹介した喉ビブラートは喉に力を入れることで音を震わせるテクニックでした。
カラオケのLIVE DAMの精密採点DX(DX-G)にはビブラートという項目があります。喉ビブラートを使用した場合は、採点結果画面でA-1、B-2のように後につく数字が小さいビブラートが表示されます。
一方で、今回紹介する腹式ビブラートは喉ではなく、母音を強要して音を振るわせる方法です。横隔膜を揺らす、というのがネット上でよく見る記述ですね。
このビブラートは喉ビブラートに比べて波が深いのが特徴です。聴いていてビブラートをかけているのが分かりやすい、とも言われます。カラオケのLIVE DAMの精密採点DX(DX-G)の採点結果画面ではビブラートの波の部分にB-3やC-3といった表示がされます。
後ろの数字は、大きければ大きいほど深い波を表すので、それだけ聴き取りやすいビブラートということができます。
周りの人が気づきやすいビブラートなので、喉ビブラートを使ったときよりも周りの人は驚いてくれます。
腹式ビブラートのコツ
腹式ビブラートは母音を強調することで、音を上下に揺らすテクニックです。コツとしては、ショックな出来事があったときに「あぁ……」と沈んだ声を出しますよね?それを何回も繰り返すイメージです。
「あぁ……」「あぁ……」「あぁ……」これを短くしていきます。すると「あぁあぁあぁあぁあぁあぁ」となります。ビブラートと聞くと「あ~~~~~」というイメージかもしれませんが、大きな母音と小さな母音が敷き詰められている方が正しいイメージです。
とはいえ、これを実践してみても、最初は本当にビブラートになっているかどうか判断することができません。そこで登場するのがLIVE DAMの精密採点DX(DX-G)です。この採点機ではビブラートを感知すると以下のような緑のマークがつきます。
実際にカラオケに行ってみて、長めの音程バーで上のコツを実践しましょう。ビブラートのマークが入れば上手くいっている証拠です。また、座りながら左手をお腹に当てて、振動しているかを確認しながら歌うのがおすすめです。
母音を強調して音を震わせるビブラートは横隔膜が振動するので、「お腹が揺れている!」という感覚が分かると、それは正しい腹式ビブラートということになります。
腹式ビブラートのおススメ練習曲
実際に私が腹式ビブラートを習得するために使用した楽曲は以下になります。
ふじの山
NHK東京児童合唱団
¥250
「童謡かよ!」と思われるかもしれません(笑)。ですが曲が短く、長い音程バーが出てくるので腹式ビブラートの練習にはもってこいの曲です。
私たち男性が歌う場合はキーを上げるのが良いでしょう。私は+2のキーで練習していました。ふじの山は曲調がゆっくりなのでビブラートのタイプはC-3が出るはずです。(A、B、Cは波の速さ、遅さを表します)
カラオケの採点機能である精密採点DX(DX-G)は波の深いビブラートを好むので、このビブラートをマスターしていると必然的にビブラートの評価は高くなります。
周りの視線をくぎ付けに出来るだけでなく、採点結果でも高い点数が出て注目されるなんて、まさに1粒で2度おいしいテクニックですね♪
カラオケで高得点が取れる腹式ビブラートのコツ! ~おわりに~
ネット上でよく目にする横隔膜や腹式呼吸といった表現は腹式ビブラートを説明するときに用いられる用語です。確かにこのビブラートは喉を使用するビブラートに比べれば習得は難しいでしょう。
ですが正しい練習法と練習曲を用いれば、確実に習得できるテクニックでもあります。
このビブラートはカラオケであなたの曲を聴いている周りの人が「ビブラートをかけている!すごい!」と気づきやすいだけでなく、カラオケの採点でも高い点数が出やすくなるおトクなテクニックです。
このビブラートを習得するメリットはとても大きいので、ぜひとも練習して注目の的になってください!
ビブラートがかけやすい楽曲を知りたい場合はこちら!
腹式ビブラートをマスターすると、点数が上がるので色々な曲を歌いたくなりますよね!
「カラオケステップアップ講座」では、マスターした腹式ビブラートを存分に使用できる曲を大量に用意してあります。
ビブラートの練習にするも良し、ビブラートを駆使しして高得点を取るのも良し、歌って周りの視線を集めるも良しです!
ぜひとも参考にしてください!
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