「いつか / GLAY」について歌い方や音域を解説しました。
カラオケで歌う場合の参考にしてください。
自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
このページではあなたの声のキーの高さを計測する方法について説明しています。自分の声の高さを知ろう!専用システムで音域(声域)チェック!音域(声域)を知る際に、「音域チェッカー」を使用します。音域チェッカー「音域チェッカー[…]
「いつか / GLAY」の楽曲データ
いつか
GLAY
2003/02/05 ¥255
アーティスト | GLAY |
---|---|
リリース | 2003/3/5 |
タイアップ | ドラマ「刑事☆イチロー」主題歌 |
総合難易度 | ★★★☆☆ |
音程難易度 | ★★★☆☆ |
地声最低音 | mid1E(E3)※Aメロで登場 |
地声最高音 | hiC(C4)※2番Aメロ、サビで登場 |
裏声最高音 | なし |
スピード | BPM145(やや速い) |
ラップ | なし |
2003年3月5日にリリースされたビデオシングル曲です。
ビデオシングルは通常のシングルと同じと考えてOKです。
前作「サバイバル」以来の2作目となっています。
2020年現在、GLAYがリリースしているビデオシングルは「サバイバル」「いつか」の2作品です。
ドラマ「刑事☆イチロー」の主題歌に起用されました。
とはいえドラマでの知名度は低めとなっています。
YouTubeにてOfficialチャンネルがPV動画を投稿しています。
投稿は10年前で、250万回以上再生されている人気曲です。
画面を4つに分割し、それぞれの画面で行き来するGLAYのメンバーが印象的です。
このようなトリック的なPVは珍しいですね。
歌詞はもの悲しげなラブソングになっています。
あくまでも印象ですが、好き合っていた2人が現実の事情により別れて、いつかまた元に戻ることを望んでいるように読み取れます。
ロック調ながらも、メロディは比較的静かなナンバーです。
おさえめな伴奏の中、響き渡るTERUさんの歌声がいい味を出しています。
「いつか / GLAY」の構成と歌い方について
- 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
- 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
- ラスト:アウトロ
1番2番で音域が変わります。
1番は全体的に低く、高音もmid2E(E4)の音が一瞬登場するのみです。
地声最低音もこのパートで登場します。
2番は後半のキーが上がり、mid2G(G4)といった高いキーも登場します。
音程が1番とは違っているので、どちらもしっかりと覚えましょう。
歌詞は敷き詰め気味です。息継ぎの暇はあるので、余裕は持てます。
音程変化はやや複雑です。
細かい変化が多く、一部を外しやすくなっています。
難易度は高めですね。
力を抜いた優しい発声で歌唱していきます。
少々高い部分がありますが、その部分でも力を抜いて歌っていきましょう。
パート全般を通してささやくような発声を心がけるとらしさが出ます。
歌詞の切れ目を意識して、リズムを歌唱していきましょう。
Aメロよりもキーが上がります。
全体的にキーが高くなり、mid2F#(F#4)やmid2G#(G#4)の音も登場します。
高音が得意な人でも高さを感じ始めるパートですね。
Aメロと同様に歌詞を敷き詰めています。
音程変化はAメロほどではありませんが、早口で歌う部分が多めです。
舌が回るかどうかが問題になります。
Aメロと比較してかなりシャウト目な発声が中心になります。
高音キーが多いので、高いキーで叩きつけるような発声を意識しましょう。
また後半には英語歌詞があるので、しっかりと歌い方を把握していきたいですね。
このような英語歌詞はどの単語を発声するかを決めておくとかなり歌いやすくなります。
Bメロよりもキーがさらに上がり、hiA(A4)やhiB(B4)の音が連発します。
男性の平均的な音域を越えていて、これらの音が余裕をもって出せないと厳しいでしょう。
他の曲にも言えることですが、GLAYの曲は高めですね。
歌詞の敷き詰め具合はやや酷く、早口になります。
しかし切れ目は多く、音程を合わせる余裕はあります。
音程自体もやや複雑なものの、歌いにくいという印象は感じません。
高音が連発します。
音程が上がり切る場所があるので、そこに向けて張り上げるような歌唱を意識するとらしさが出ます。
リズムに関しては歌詞の切れ目が多いので取りやすいと思います。
同時に休憩場所にもなるので、調子をリセットしていきたいところです。
それでも全体的にキーは高いので、苦しい場合はキーを下げるのを考えてください。
ありません
ラストサビ自体はなく、2番のサビが実質ラストサビになっています。
2番のサビの後にはアウトロが用意されています。
2フレーズしかないものの、全て高音で、hiA(A4)とhiB(B4)の音が連発します。
最後なので、気合で乗り切っていきたいところですね。
歌唱そのものは最後のロングトーンを張り上げるように歌唱するのがコツです。
叩きつけるように歌唱して、曲を終わらせていきましょう。
カラオケで歌う場合の「いつか / GLAY」の総評
曲中での音域はmid1E(E3)~hiC(C5)とやや狭めです。
地声の最高音がhiC(C5)で裏声は使われていません。
すべてのキーを地声で出さなくてはならないので、難易度は高めですね。
男性の平均的な音域から考えると大きく上にずれています。
中心に使われている音が高く、ほとんどの男性は高い印象を持つでしょう。
とくに中心に構成されている音がhiA(A4)やhiB(B4)なのが厳しいところです。
AメロBメロサビといったパートの中では音域はそこまで頻繁に変化しません。
とはいえ音程変化は上下に激しく変わります。
一部ですが、歌いにくいと感じる部分があります。
曲全体を通してキーが高めになっています。
AメロBメロから高い音が登場しますが、やはりサビのhiA(A4)連発が厳しいですね。
高音という観点から見るとGLAYの曲の中ではまだ出しやすい部類ではあります。
とはいえほとんどの男性からするとキーが高すぎる傾向にあります。
高音によほどの自信がなければ、キーを下げたほうが無難でしょう。
これでサビの中心となる音がmid2E(E4)やmid2F(F4)になります。
これでもまだ高いですが、原曲に比べればかなり歌いやすくなるでしょう。
地声最低音はmid1E(E3)なので余裕はあります。
これだけ下げてもまだmid1C(C3)やmid1B(B2)レベルです。
キー調整はしやすいと言えますね。
音程難易度は普通となっています。
全体的にスピードが速く、ほぼすべてのパートを早口で歌います。
舌が回るかどうかがまずは問題です。
しかし音程はそこまで難しくなく、歌いやすい位置に配置されています。
しっかりと歌詞と歌い方を覚えれば、合わせることができるでしょう。
以上を考慮して、
キーを調節すると一気に歌いやすくなる曲です。
もちろん原曲キーで歌唱すれば難易度は高くなります。
余談ですが、最近はコロナの影響でのテレワークが増えています。
テレビ通話を4分割することもあり、その画面を見てこの「いつか」を思い出す人も多いそうです。
MVがここまで印象に残りやすい曲も珍しいですね。