「誘惑 / GLAY」について歌い方や音域を解説しました。
カラオケで歌う場合の参考にしてください。
自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。
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「誘惑 / GLAY」の楽曲データ
誘惑
GLAY
1998/07/29 ¥255
アーティスト | GLAY |
---|---|
リリース | 1998/4/29 |
タイアップ | TDK「ミニディスク XAシリーズ」CMソング |
総合難易度 | ★★★★☆ |
音程難易度 | ★★★★☆ |
地声最低音 | mid1F#(F#3)※Aメロ、Bメロで登場 |
地声最高音 | hiA(A4)※サビで登場 |
裏声最高音 | なし |
スピード | BPM180(とても速い) |
ラップ | なし |
1998年4月29日にリリースされたシングル曲です。
前作「HOWEVER」から約半年ぶりのリリースになります。
前作と同じく今作もオリコン1位を獲得しています。
「SOUL LOVE」と同時リリースされたシングル曲で、「誘惑」が1位、「SOUL LOVE」が2位とTOPを独占しました。
ちなみにどちらもミリオンヒット(シングル売上100万枚突破)を記録しています。
YouTubeにて公式チャンネルがPVを投稿しています。
再生回数は2000万回を越えていて、公式チャンネルでも「HOWEVER」「Winter,again」の次に再生回数が多いです。
光が点滅するステージで演奏をするGLAYのメンバーと、美女が映し出されています。
タイトルにもあるように、歌詞も少しセクシーなワードが並びます。
夜のカラオケで歌うと盛り上がりやすい一曲ですね。
曲調はアップテンポな調子になっています。
疾走感があり、駆け抜けるように歌唱ができます。
とても楽しい曲で歌っていて楽しく、周りも盛り上がれる曲です。
「誘惑 / GLAY」の構成と歌い方について
- 1番:イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ
- 2番:Bメロ→サビ
- ラスト:ラストサビ→アウトロ
サビと同じです。
音域、音程、歌い方は「サビ」の欄で説明します。
Aメロにもかかわらずキーは高めです。
高音ではmid2D(D4)やmid2F#(F#4)の音が登場します。
一方で、地声最低音も連発されます。音域はやや広いと言えるでしょう。
歌詞は敷き詰めておらず、1音1音が長めの発声になります。
すべての音程が長く、合わせやすいです。余裕もあります。
音程変化は難しくはありません。
力を入れないリラックスした発声を意識します。
1音1音が長いので、リズムを見失うことはないでしょう。
ややキーが高いですが、安定した発声をしていきましょう。
音域はAメロとあまり変わりません。
mid2D(D4)やmid2F#(F#4)のロングトーンが登場します。
Aメロよりも歌詞の敷き詰めが激しくなります。
英語歌詞も登場し、歌い方をしっかりと覚えていないと歌えないパートです。
音程変化は少ないものの、素早く音程を切り替えるのが難しいですね。
Aメロよりもやや力を入れた発声を意識します。
スピードが速いので子音を意識した発声を行います。
フレーズの終わりに母音を強調するようになるので、そこで切り替えるイメージです。
英語歌詞含め、早口の部分があるので歌詞と歌い方は覚えておきましょう。
サビ前の部分は母音を全く伸ばさずに切っていくとらしさがでます。
中心となるキーが高くなります。
mid2F(F4)が中心になり、地声最高音も登場します。
さらに地声最高音のロングトーンもあり、高音はきつめです。
Bメロよりも歌詞を敷き詰めています。
音程は緩やかに変化しますが、変化するスピードは速いです。
舌が回るかどうかも問題になります。
全体的に強めの発声を意識します。
早口での歌唱になるので、子音を意識して歌っていきます。
原曲よりも速く歌いすぎないようにだけ注意しましょう。
サビ最後のロングトーンはシャウトのような発声で伸ばすとらしさが出ます。
連続する高音の中でも、しっかりとアクセントを意識して歌唱していきましょう。
ありません。
繰り返しはありますが、転調はありません。
発声に関してはサビと同じです。
しかし、最後に1フレーズ英語のアウトロがあります。
一番の見せ場でもあります。シャウトのような発声を意識して終わらせていきましょう。
カラオケで歌う場合の「誘惑 / GLAY」の総評
曲中での音域はmid1F#(F#3)~hiA(A4)とやや狭めです。
地声最高音はhiA(A4)で、裏声は使用されていません。
音域だけを見ると、男性の平均音域よりも少し高いくらいです。
しかしサビで連発されるmid2F(F4)の音が苦しい印象を与えます。
パート内部での音域の変化は複雑ではありません。
全体的に高く、音域が広いAメロも緩やかに音域が変化します。
音域による難易度は低めですね。
地声最高音はhiA(A4)で、サビで登場します。
イントロ、サビ、ラストサビで毎回登場するので、頻度は多めです。
とくにイントロの最高音は曲の初めなので、まだ喉が本調子でない可能性があります。
カラオケで歌う場合は、別の曲を歌ってから歌唱したいですね。
最高音はhiA(A4)ですが、サビでの高音連打を考えると、高音が苦手な人は少しキーを下げたほうが良いかもしれません。
地声最高音のロングトーンがあるので、この部分を考慮してキーを下げましょう。
これで最高音がmid2G(G4)まで下がります。
同時に中心となる音も下がるので、歌いやすくなるでしょう。
サビで余裕が持てるようになれば、問題なく歌えるはずです。
地声最低音はmid1F#(F#3)なので余裕があります。
2つ~3つ下げるくらいならば低音での苦しさは感じないでしょう。
音程難易度はやや難となっています。
音程配置が複雑であったり歌いにくいわけではなく、単純に歌詞を敷き詰め気味です。
スピードも速いので、瞬時に音程を合わせる力が求められています。
歌い方や歌詞などを覚えていないと、満足には歌えないでしょう。
しっかりと練習することで、難易度が一気に下がるとも言えます。
以上を考慮して、
スピードが速いので難しいと思われがちですが、実は難易度は高くはありません。
少なくとも、練習を積めば十分に歌えるレベルです。
キー調整もしやすく、高音が苦手な人でもキーを下げれば歌えるでしょう。
スピードが速いので、このような疾走感のある曲に慣れたい場合にもおススメできます。
知名度も高いので、カラオケでも選びやすい曲です。
練習をして、歌いこなせるようになっておきましょう。