「夢の蕾 / レミオロメン」の歌い方【音域】

「夢の蕾/ レミオロメン」について歌い方や音域を解説しました。
カラオケで歌う場合の参考にしてください。

自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。

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「夢の蕾 / レミオロメン」の楽曲データ

夢の蕾
レミオロメン
2009/01/07 ¥255

アーテイストレミオロメン
リリース2009/1/7
タイアップ映画「感染列島」主題歌
総合難易度★★★☆☆
音程難易度★★★☆☆
地声最低音mid1G(G3)※Aメロ、サビで登場
地声最高音hiA(A4)※ラストサビで登場
裏声最高音なし
スピードBPM76(遅い)
ラップなし
夢の蕾について

2009年1月7日にリリースされたシングル曲です。
前作「もっと遠くへ」から約半年ぶりのリリースとなります。

映画「感染列島」の主題歌に起用されています。
映画の主題歌に起用されるのは2007年リリースの「Wonderful & Beautiful」以来です。

レミオロメンの曲の中でもヒットした曲の部類に入ります。
オリコンでは最大で3位で、これよりも上の成績は「粉雪」「蒼の世界」「太陽の下
のみです。

YouTubeにてOfficialチャンネルが動画を投稿していない珍しい作品です。

「夢の蕾」は静かなメロディながらも、サビで響き渡るボーカルの藤巻亮太さんの声が特徴的です。

とても強い歌声で歌唱されていて、訴えかけるような歌い方が癖になります。
曲中で流れるバイオリンの音も良い味を出していますね。

「夢の蕾 / レミオロメン」の構成と歌い方について

曲の構成
  • 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • 2番:Aメロ→Bメロ→サビ(長め)
  • ラスト:ラストサビ→アウトロ
歌い方解説
Aメロ

ゆったりとしたペースで、低音が中心です。
地声最低音も登場しますが、mid1G(G3)と高めに設定されていて出しやすいです。

歌詞の敷き詰めもなく、音程変化も単調です。
ただしわずかに下がったり上がったりを行う音程があります。
細かい部分を外すことはあるかもしれませんが、気にせずに歌唱しましょう。

Aメロですが、力強いはっきりとした発声が特徴です。
とはいえ発声の方に意識を向けるのではなく、どちらかというと流れるように歌唱します。

Bメロ

音域はAメロと変わりません。
最低音こそ登場しないものの、全体的に低めに設定されています。

歌詞はAメロよりもやや敷き詰めるようになります。
音程の変化が頻繁にあるので、流れに乗って歌唱しつつ、音程を合わせられるように練習を重ねましょう。

Aメロと同じく、強い発声を意識しつつも、流れに乗って歌唱していきます。
リズムに乗って歌唱しつつ、スムーズにサビへと移行していきましょう。

サビ

全体的に高めの音域ですが、一気に下がって地声最低音を出す場所もあります。
低音部分の発声は意外にも長いので、しっかりとした発声で合わせることが可能です。

スピードはゆっくりで、歌詞も敷き詰めていません。
ただし母音を伸ばす部分で音程を細かく上下に動かしていて、一部を外しやすくなっています。
歌詞と歌い方をしっかりと覚えて、細かい音程変化にも対応して行きましょう。

AメロBメロから打って変わって強くはっきりとした発声で歌唱していきましょう。
母音を伸ばす部分がとても多いので、安定した歌声を出していきたいです。
発声を意識して歌唱すると、らしさがでます。

Cメロ

ありません。

ラストサビ

繰り返しがあります。最初の静かなサビと、その次の通常のサビの2段構成です。
アウトロが最後に1フレーズ用意されていて、そこでキーの高いロングトーンも登場します。

さらに転調部分も存在し、そこで地声最高音のhiA(A4)が登場します。
高音の登場は一瞬ですが、張り上げる部分に配置されているので、声が裏返らないように注意が必要です。

高音部分では力強く、最後の低音部分では力を抜いて、落差でフェードアウトするような演出を行います。
力の入れ具合の調整を意識すると一気にらしさがでます。

カラオケで歌う場合の「夢の蕾 / レミオロメン」の総評

曲中での音域はmid1G(G3)~hiA(A4)とやや狭いです。
地声の最高音がhiA(A4)で裏声は使われていません。

さらに地声最高音のhiA(A4)が登場するのはラストサビのみです。
1番2番での音域はさらに狭くなります。

ラストサビにおける地声最高音の部分のみ、男性の平均的な音域を飛び出します。

参考:男性の平均声域

男性の平均的な声域

AメロBメロで音域はほとんど変化しません。
一方で、サビはほとんどが高音ながらも、地声最低音も登場します。

落差が大きいですが、そこまで頻繁に登場するわけではありません。
地声最低音を合わせられなくても、そこまで気にすることはないでしょう。

サビ、Cメロ、ラストサビを中心にロングトーンが多めです。
mid2G#(G#4)でのロングトーンも多いので、高音の発声が安定していることが要求されます。
以上を考慮して苦しい場合は

キーを2つ~3つ下げることをオススメします。

連発されるmid2G#(G#4)がmid2F(F4)になるとかなり余裕が出てきます。
地声最低音はmid1G(G3)で、低音部分には余裕があります。
キーを下げても問題はありません。

音程難易度は普通となっています。
歌いやすい配置をしていますが、母音の伸ばしの部分で細かい音程変化が多めです。
しっかりと歌い方を覚えておかないと、細かい部分を外してしまうでしょう。

しっかりとキーを調節して、練習をすればマスターはそこまで難しくないと思います。
高音の負担が減るだけで、かなり歌いやすくなる曲ですね。

以上を考慮して、

総合的な難易度ではやや易~普通になると感じました。

連発される高音が苦しい曲です。
曲中にロングトーンが多く、そこでも喉にダメージを与えてきます。

しかしキーを調節することで一気に歌いやすくなります。
キーを下げればロングトーンの練習にも向いています。

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