「レオ / 優里」のカラオケでの歌い方【音域】

優里(ゆうり)さんのアルバム「壱」に収録されている人気爆発中の楽曲「レオ」についてカラオケでのパート毎の歌い方や音域を解説しました。地声、裏声の高さや音程の難易度も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

自分のキーを知っているとより参考になります。自分のキーの判断方法は以下で説明しているので、調べてみましょう。

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曲情報をまとめた後に、実際にカラオケで歌唱して、歌うときに気を付ける点などを記載しています。歌いこなすために練習するときの参考にしていただければ幸いです。

「レオ / 優里」の楽曲音域データ

アーティスト優里
リリース
2022/1/12
タイアップ
なし
総合難易度★★★☆☆
音程難易度★★★☆☆
地声最低音mid1C(C3)
地声最高音hiA(A4)
裏声最高音hiC(C5)
スピードBPM83(標準的な速さ)
ラップなし
レオ について

2022年1月12日にリリースされた楽曲です。優里さんの1stアルバムである「壱」に収録されています。タイアップ等はありません。

発売開始からしばらくして人気がめきめきと上がっていき、YouTubeでの影響なども相まって人気が爆発しました。優里さんの人気曲には「ドライフラワー」「ベテルギウス」などがあり、これらの楽曲も人気を後押しした形になっています。

2022年度のカラオケ総合曲ランキングではTOP50に入るほどの人気となっています。

YouTubeに公式チャンネルがPVを投稿しています。
再生数は2023年1月現在、3000万回に迫る勢いです。犬視点でのPVになっていて、歌詞と関連付けたストーリー性のあるPVが5分という短い時間ながらもうるっとさせてきます。

「レオ」は王道的なバラードソングですが、盛り上がるサビですら優里さんの表現力がふんだんに使われていて、心を動かされるようなナンバーとなっています。

「レオ / 優里」カラオケでの歌い方について

曲の構成
  • 1番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • 2番:Aメロ→Bメロ→サビ
  • ラスト:Cメロ→ラストサビ
歌い方解説
Aメロ
  • 高音:mid2D(D4)
  • 低音:地声最低音mid1C(C3)
  • 音程:やや難

音域は狭く、地声最低音がこのパートで登場します。中音~低音で構成されているためにやや歌いにくいパートです。

音程の変化は激しめで、とくに細かい変化が多く、ジグザグに上下する難解な配置が目立ちます。音域が低いことも相まって、合わせにくさを感じるでしょう。

Aメロゆえになるべく声量をおさえて歌唱しましょう。その状態でも激しい音程変化に合わせるには優里さんの歌い方を上手く再現する必要があります。原曲をしっかりと聞いて、どこで力の強弱をつけているかを覚えるようにしてください。

やや早口での歌唱になるので音程を意識するのではなく、リズムに遅れないことと歌い方の際現に注力していくのがおススメです。

曲中において一番歌いにくいパートであるため、集中して練習するのに向いています。

Bメロ
  • 高音:mid2F(F4)
  • 低音:mid1F(F3)
  • 音程:やや易

音域は1オクターブに収まります。低音~中音で構成されているものの、Aメロよりは中音域が多めですので歌いやすいパートです。

Aメロと比べると歌詞の敷き詰め具合が改善され、複雑な配置が極端に減るので驚くほど合わせやすくなります。このパートから音程を合わせることを意識し始めても良いかもしれません。

中音域が多めですのでやや力を入れて歌唱しましょう。ゆったりとしたペースに合わせるようにロングトーンの部分は丁寧にしっかりと発声することで雰囲気を出すことができます。

Aメロはリズムに乗って流れるように歌うイメージでしたが、Bメロはしっかりと1音1音丁寧に歌唱していくことを心がけてみてください。

サビ
  • 高音:地声最高音hiA(A4)
  • 低音:mid2C(C4)
  • 音程:やや易

音域は狭くなるものの高音域が頻出するようになります。このパートでは地声最高音が登場です。全体的に音域は高めであるために、苦しくなりがちなパートとなっています。

メロディが覚えやすいのもありますが、音程の変化は緩やかで合わせやすくなっています。音程を合わせることではなく、高音の維持の方に注力しましょう。

サビに入るまでに小休止が入るのでこの部分でしっかりと息を吸って準備をしましょう。そしてサビに関してはAメロBメロとは打って変わって力の入った歌唱になります。

音域が高いこともありますが、感情を込めるように歌っていくとらしさが出て良いですね。ロングトーンは少ないので、優里さんの歌い方を再現することでアクセントをつけて歌唱しましょう。

Cメロ
  • 高音:地声最高音hiA(A4)
  • 低音:mid1G(G3)
  • 音程:普通

音域は広いものの、中音は中音、高音は高音に集中しているので歌いやすいパートです。ただキーは高めとなっていますので注意してください。

歌詞をやや敷き詰めがちで、細かい音程変化が目立ちます。歌いやすい配置にはなっているために、しっかりと歌詞やメロディを覚えて歌いこなしたいパートです。

サビでの歌い方と同じように力を入れて歌唱するのがおススメです。サビの延長線上にあると考えても良いですね。2番サビから続いての高音連発となりますので、息継ぎも意識するようにしてください。

ラストサビ
  • 転調:あり(裏声最高音hiC(C5)
  • 繰り返し:あり

転調および繰り返しがあります。繰り返しについては優里さんの曲ではよく見る、最初は声量をおさえめに寂し気に歌い、繰り返し部分では力を入れて歌唱するという形になっています。

転調部分は一部で、繰り返しの部分での登場になります。その部分が曲中で唯一の裏声となっています。

歌い方についてはサビと同じで構いませんが、ラストサビだけあって感情を込めた強めの発声がメインとなります。サビよりも慟哭するような歌声を出せるとらしさが出ます。最後だと思って、全力で歌唱してみてください。

カラオケで歌う場合の「レオ / 優里」の総評

曲中での音域はmid1C(C3)~hiC(C5)とやや広いです。
地声最高音はhiA(A4)で、裏声最高音がhiC(C5)です。男性の平均的な音域から考えると、上下に少しだけ広がっていると言えます。

参考:男性の平均声域

男性の平均的な声域

曲を通しての音域は広いですが、各パートでの音域は狭めです。またそれぞれのパートで音域はまとまっているために、急激な音域のシフトは少なめです。

地声最高音はhiA(A4)で、サビとCメロで登場します。
登場頻度がやや多く、更にそれに準ずるキーも多く登場します。この2つのパートは全体的にキーが高めに設定されていて、hiA(A4)という表記以上に苦しさを感じるパートです。

カラオケで歌ってみて苦しさを感じる場合には、キーを下げるのが良いでしょう。その際は

キーを1~2下げると良いでしょう。

サビでは高音の連発が目立つために、少し下げるだけでも一気に楽になるはずです。最高音も下がってmid2G(G4)~mid2G#(G#4)になるためにオススメです。

地声最低音はmid1C(C3)です。
Aメロで登場し、男性の平均的な低音域をやや下回っていて、登場頻度も多いです。Aメロは全体的にキーが低く、最高音は集中した形で登場します。

重要度はかなり高いために、キーを下げると逆にAメロが歌いにくくなります。高音が得意ならば、多少無理をしてでも原曲キーで歌唱したほうが歌いやすく感じるでしょう。

裏声最高音はhiC(C5)となっています。
ラストサビで登場し、曲中唯一の裏声です。地声から一気にシフトして発声し、その後地声に戻ってきます。抜けるような裏声で芯のない優しい裏声を意識するのがおススメです。

音程難易度はやや易~普通となっています。
合わせやすい配置のパートが多いために、しっかりと歌詞とメロディを覚えていればある程度は歌いこなせるでしょう。Aメロの難易度が高めですので、音程正解率を上げるにはこのパートを重点的に練習するのがおススメです。

基本的に音程よりも高音や歌い方の方を意識するようにしましょう。

以上を考慮して、

総合的な難易度では普通になると感じました。

「レオ 」は優里さんの曲の中では歌いやすい部類に入ります。また彼の楽曲は表現力がふんだんに使われていて、私たちのような普通の人がカラオケで歌うだけでも心を動かされるようなメロディと歌詞が特徴的です。

この曲は犬と飼い主の絆をテーマにしていますが、他のペットを飼っている人ならば感情移入もしやすい曲です。ラストサビでは感情を爆発させると、思わず目が潤んでしまうほどです。

優里さんの曲は他にも「ドライフラワー」や「かくれんぼ」など感情を揺さぶる旋律の曲が多いので、他の曲も良ければカラオケで歌唱してみてください。

「レオ」は歌いやすい曲であるために、優里さんにハマったのならばおススメの一曲です。彼の歌を歌いこなす第一歩として、練習用に歌唱するのもアリ、披露するために歌うのもアリです!

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