どうも神田です。
先日、以下のようなツイートをしました。
歌が上手くなりたいなら、カラオケに通い詰めるのは辞めましょう。
毎日カラオケに行くと喉にダメージを与えて、上達を邪魔してきます。声が出ないと練習になりません。
土日に6時間くらい一気に歌うのがおススメです。長く密度の濃い練習ができますし、時間を空けるので喉のダメージも回復します。— らいおん丸@カラオケステップアップ講座 (@sora_roots) July 7, 2020
さまざまな人を指導してきました。その中で、とくに伸びやすい人の練習は意外なものでした。今回は理想的な1週間の練習の流れを解説します。
カラオケでの理想的な練習
コツコツ練習を積み重ねるのは×
以前の私もそうでしたが、何も考えずにカラオケに通っているだけの人は多いです。よく分からないけど、とにかく歌えば上達すると思ってしまうんですよね。
- 練習時間が短くなる
- 密度の濃い練習ができない
- 喉の回復が間に合わない
- 経験値が貯められない
といった多くのデメリットがあります。
以前私は毎日カラオケに通っていました。1週間で6回通ったこともあります。
これだけ聞くと頑張ってますが、この期間ではあまり成長していません。
平日の練習って、練習時間が長く確保できないんですよね。密度が濃い練習もできません。
ただ歌って終わりということになりがちです。時間が短いから、早く歌わないと損だと思ってしまいました。
一番の上達しない原因です。毎日のようにカラオケに通っていると喉のダメージが回復しません。
そのようにダメージを受けた状態では満足に練習ができません。
経験値が溜まりづらくなります。ゲームで言うところの、経験値が低い敵を倒しているようなものです。
カラオケでは一気に練習するのがおススメ
ならどうすればいいかというと、一気に練習をすると良いです。
土日にフリータイムで6時間くらい練習すると伸びやすくなります。
なるべく土日両方がおススメですが、最初はどちらか片方でもいいです。理想的な練習の流れは以下の通り
土、日:カラオケに行って長時間の練習をする
土、日にカラオケに行きますが、平日に何もしないわけではありません。むしろ平日の練習が土、日に影響を与えるといえるでしょう。
平日はひたすら曲を聴きまくりましょう。
まだまだ曲を聴く経験が足りない
多くの人は曲を聴いている経験は十分だと思っています。ですが、私から言わせてもらえばまだまだ足りません。
私は会社員時代に、
- 起きて、家を出るまで
- 朝の通勤の時間
- 職場に到着して、始業のベルが鳴るまで
- 昼休みの時間
- 帰りの通勤の時間
- 家に帰ってから寝るまでの間
これだけの時間音楽を聴いていました。イヤホンで聞いていたり、PCから流したりしていました。
イヤホンで聴いていてもスマホは見れます。音楽を流しながらでも夕飯は作れます。
欲を言うと、口ずさむと良い
「実際にやっています!さらに+αでできることはありますか?」
という相談も受けるので、ここで回答しておきます。
電車の中などで口ずさんだら怪しい人なので、家でやりましょう。流れてくる音楽に合わせて、口ずさんで歌っていきましょう。
鼻歌でもいいですが、おススメは歌うことです。歌詞も覚えられて一石二鳥です。
さまざまな記事で述べていますが、口ずさむことのメリットは大きいです。
大きく、2つのメリットがあります。
- 音程を覚えられる
- 歌詞を覚えられる
カラオケで歌うのは曲を再現するということです。口ずさむと、伴奏のメロディや歌い方を自分の口で再現することになります。音程が合いにくいなぁ、という人におススメの方法ですね。
声に出して読む(歌う)って効果が高いですよ。
私は塾の講師を今もやっているのですが、英語を教える場合に「音読をしよう!」と言います。音読をすることにより、口で言葉を発して、その言葉を耳で聞き取ります。
ただ英文を眺めているときは目しか使ってませんが、音読は目も口も耳も使います。このようにさまざまな器官を使用して、脳を英語に慣れさせる目的があります。
歌詞をただ見ているだけでは覚えられません。実際に曲を聴いて、そして歌うことで目、口、耳の3つを使えます。
私はこれを長年繰り返しました。今では1曲覚えるのに、本気を出せば6時間で記憶できます。そのくらい口ずさむのはおススメですね。
こんな理想的な練習はできないよ、という人向け
理想的な練習方法を紹介してきました。ですが中には
「この練習が良いのはなんとなくわかった。でもこんなのできない!」
という人もいると思います。その人の周りの環境や年代などによって変わるからですね。
もちろんこの練習法は理想中の理想です。この練習をすれば最短で3ヶ月で上手くなります。
ですが、実行しにくいのも分かっています。なので、私の方で3パターンに分けて練習プランを考えました。
それぞれ
向けの練習プランです。1:1のレッスンを行っているのですが、その時に提案する内容そのままです。
ぜひとも練習に役立てていただければと思います。