周りの注目を独り占め!カラオケで難易度の高い曲~男性編~②

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難易度の高い男性曲についてまとめました。全曲歌唱済みかつ、どこが難しいかのコメントも加えてあります。曲の難易度を段階に分けて表記しているので、参考にしてください。

難易度A 最高の難易度

霞ゆく空背にして / Janne Da Arc

第1弾で紹介したAcid Black Cherryの前身ともいえるグループの曲です。ボーカルは同じなので、当然高いキーを要求してきます。

常に高いキーを求められるのに、曲調は速く、歌詞は詰め込んであるというなかなかハードな曲です。

体力が削られるばかりか、喉へのダメージも大きくなります。高いキーを要求されたまま舌を回しつつ歌いきる、ということがここまで難しいとは思いませんでした。

SAVIOR OF SONG(feat. MY FIRST STORY) / ナノ

アニメ「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」の主題歌です。アーティスト名からは分かりずらいですが、2人で歌っています。なので息継ぎをする暇があまりなく、肺活量が必要です。

曲調は速く、英語歌詞部分(ラップ調)もあり、さらにはキーも高めに設定されている非常に難易度の高い曲です。

アニメの曲なので知名度はいまいちですが、曲のレベルが高いので、周りが「すごい!」と言ってくれます。

ただ、本来2人で歌うものですので、できれば2人で歌いたいものですね。

フェイク / Mr.Children

映画「どろろ」の主題歌に起用された曲です。

Mr.Childrenの曲は第1弾の記事でいくつか紹介していますが、この曲の難易度は別次元です。

そもそもが独特のリズムで、音程が取りずらいです。低音から高音まで幅広く変化し、音程が難しく、キーも一部ですが高い部分があります。

雰囲気を出すというよりも、歌いきることが難しいレベルです。なんどか練習して披露しましたが、周りに訴えかける力が弱いようで、「微妙……」というコメントを頂きました。

載せようか迷いましたが、難易度はかなりのものなので掲載しています。

BEAUTIFUL DREAMER / GLAY

GLAYは日本を代表するロックバンドです。この曲は有名ではないのですが、難易度は高いです。

速いペースと常に要求される高いキー、そして取りづらい音程と難しめの要素がそろっています。体力勝負の部分がありますが、歌いずらい部分もあるので扱いが難しいです。

ただ、歌っていて楽しい曲ではあります。曲を知らない人でも、「良い曲だね」と言ってもらえることは多かったです。また、DAMではライブ映像があるので、そういった意味でもおススメですね。

「BEAUTIFUL DREAMER」は以下の記事で詳細な音域やカラオケでの歌い方を解説しているので、こちらも参考にしてください。

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Clattanoia / OxT

アニメ「オーバーロード」のオープニングテーマです。知名度はまあまあでしょうか。ですが難易度は高いです。

スタートのサビから要求される高いキーの連続。Aメロでスピードの速く音程の取りづらい曲調が続きます。Bメロでは急に変調し、おかげでここでも音程が取りずらいです。

サビではキーが高く、そのキーが連続するので体力、肺活量が必要となり、喉へのダメージが大きくなります。それを2番とラストのサビでも繰り返すので難易度は計り知れません。

ですが苦労の分、周りの反応も大きく、ノリノリで歌ってくれることや、「すごい!」と言われることも多かったです。高音に自信がある方は歌ってみるのも良いかもしれません。

またDAMにはライブの映像もあります。盛り上がれるので、こちらもおすすめですね。

Missing You / GLAY

音程が取りずらい曲です。上手く歌えないと言えばよいのでしょうか。低音部分、高音部分ともに音程配置が複雑です。Aメロからサビまですべて難しいので、休まる暇がないです。

曲調はゆったりとしていますが、雰囲気作りが重要で、なおかつ音程を合わせるとなるとかなりの技量が必要です。

曲のキーも高い部分があり、要求されるものが多いです。純粋に高い歌唱力が必要とされる曲と言えるでしょう。

DAMではPVが流れます。盛り上がるのでおすすめです!

「Missing You」は以下の記事で詳細な音域やカラオケでの歌い方を解説しているので、こちらも参考にしてください。

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楓 / スピッツ

まず歌ってみた感想ですが、もう一度は歌いたくない、というのが本音です。カラオケにつき1回だけなら問題ないのですが、2回歌うとなるとちょっと嫌だな、と感じました。

というのも、キーが高く、それでいて長いのです。苦しいキーを延々とゆったりとしたペースで歌わされるので、体力の減少が尋常ではないです。

喉へのダメージも大きくなります。あまりにも長いので途中から「これいつ終わるんだ」なんて思っていました。

音程は平坦で特に雰囲気作りも必要ないのですが、あまりにも要求するキーと肺活量が大きすぎますね。周りは驚いてはくれますが、正直歌う時の苦労に比べると割に合わないかな、という印象です。

「楓」は以下の記事で詳細な音域やカラオケでの歌い方を解説しているので、こちらも参考にしてください。

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魔弾~Der Freischutz~(UNDER:COVER ver.) / T.M.Revolution

T.M.Revolutionの曲の中でも屈指の難易度です。曲調が速く、歌詞を詰め込み過ぎているので肺活量が必要です。

それでいてキーも高く、まさに休む暇のない曲と言えるでしょう。体力勝負なのですが、少ししつこい部分があるかなと感じました。

Aメロ、Bメロ、サビ全てが詰め込み過ぎなイメージなので、常に早口言葉を言っているような感覚です。

疲れるというのもあるのですが、それ以上に周りに訴える力が弱く、さらには知名度も低いので知っている人はほとんどいません。

自分が満足するために歌う曲かな、と感じました。

CHASE / L’Arc~en~Ciel

低音から高音まで余すことなく網羅しています。地声のキーがかなり高く、辛いと思う部分が多いです。

カッコいい曲調で、知らない人でも歌唱中に見入っていることが多かったです。DAMだとPVが流れるのもよいですね。

低音をしっかりと響かせつつ、高音を綺麗に地声で出す必要があるので、求められる歌唱力は高いです。

息継ぎをする暇はありますが、曲のペースが速いので余裕はあまりありません。勢いに任せて、というよりもノリノリで歌うのが一番良い気がします。

知名度はそこまでではないですが気に入る人も多く、それなりの高さのキーなので「憧れるなぁ」という声もいただきました。自分のレベルアップにも使えて、周りにも披露できる。良曲です。

HOWEVER / GLAY

GLAYの曲として売り上げ枚数は多くないのですが、人気が根強い曲です。しんみりとした雰囲気作りはもちろんのこと、かなり高めのキーを要求されます。

曲調がゆったりとしているので、高いキーの時間も長くなります。さらに最後の方ではキーが上がるので、喉へのダメージは大きいです。

音程が取りやすいのは良い点ですが、それ以外の良い点は、ゆったりしていて余裕が持てるくらいしかありません。

この曲もかなり認知度が高く、知らない人はほぼ皆無でした。完ぺきに歌いきることで「すごいな。」という声を頂くこともありました。ここぞというときに出すと効果的な曲です。

「HOWEVER」は以下の記事で詳細な音域やカラオケでの歌い方を解説しているので、こちらも参考にしてください。

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DAHLIA / X JAPAN (X)

X JAPAN自体、男性アーティストの中で要求するキーがトップクラスに高いアーティストです。X JAPAN全曲で見てみるとこの曲はまだやさしめな方ですが、一般的には非常にレベルの高い曲です。

要求されるキーはX JAPANの中では低いといっても一般的には十分高いですし、曲調も速く、休む暇があまりありません。

歌っていて楽しい曲ではあるのですが、知名度があまりなく、披露すると微妙な雰囲気になります。

高いキーはサビが中心なので、そこまで体力は削られません。とはいえ、それでもかなり高めのキーなので喉へのダメージは避けられません。

このレベルになると普通に歌うだけですごいというレベルなのだと、周りの人は言っていました。

練習して一曲披露するのも良いかもしれませんね。

「DAHLIA」は以下の記事で詳細な音域やカラオケでの歌い方を解説しているので、こちらも参考にしてください。

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Salamander / ELLEGARDEN

歌詞が全部英語の曲です。ELLEGARDENの曲の中では知名度はなかなかのものであり、知っている人も多いです。

Aメロ、Bメロはキーも低く、音程も単調ですが、サビから急にキーが上がります。完全な裏声ではなくミックスボイス寄りの高音が要求されます。

周りに訴える力は強いので、披露する分には問題ないと思います。ただ、自分のレベルアップに使えるかと言われると、そこまで多くの技術を要求しないので、微妙なところです。

Way of Difference / GLAY

GLAYの曲の中でも屈指の難易度を誇ります。それでいてそれなりに有名な曲です。

最初から最後まで歌詞が詰め込まれており、息継ぎの暇はないです。また音程も複雑で、歌いずらいという印象を持ちます。

スピードも速く、キーもそれなりに高く、いろいろとレベルが高い曲です。自分のレベルアップにはもってこいの曲でしょう。

たった一つのデメリットは、歌う時はものすごく大変なのですが、聴いているとそこまで大変には聴こえないという事です。

なので、こちらの苦労が伝わらず、難しい曲を歌っていると思われない可能性があります。実際に何人かに披露した際も、そこまで大きな反応は得られませんでした。

「Way of difference」は以下の記事で詳細な音域やカラオケでの歌い方を解説しているので、こちらも参考にしてください。

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白日 / King Gnu

正直難易度的にはEXでもいいかなと思っている曲です。King Gnuの知名度を一気に上げた曲ですね。

そのため知っている人も多く、カラオケで入れるだけで「この曲歌う人初めて会った」と言われるくらいです。

総合的な難易度がかなり高く、一人で歌うのは至難の業といえます。ツインボーカルの曲で、それぞれ低〜中音域と中〜高音域に分かれています。

かなり忙しくなるのが音域からも分かりますが、歌詞も敷き詰めていて息継ぎの余裕もきついです。さらに高音もキーが高めに設定されていて、なかなかに厳しい曲と言えるでしょう。

正直、音程以外の難易度は群を抜いていると思いますので、一人ではなく二人で歌唱した方が格段に楽になる一曲ですね。

「白日」は以下の記事で詳細な音域やカラオケでの歌い方を解説しているので、こちらも参考にしてください。

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難易度EX 限界をこえた難しさ

ココロオドル / nobodyknows+(nobodyknows)

結論から述べると、一人で歌う曲ではないです。難易度が高い、というよりも普通に歌える曲ではありません。

まず、余裕がありません。息継ぎをする時間もなく、複数人であるグループの曲を1人で歌う事になります。肺活量が必要というよりも、ついていけないという印象でした。

そして、歌詞を詰め込み過ぎていて舌が回りません。途中ラップ部分もあるのですが、それも難易度を上げています。

キーは高くないのですが、それにもかかわらずこの位置に記載するほどの難しさです。他の要素が飛びぬけていると言えます。

歌っている分には楽しい曲です。周りもノリノリになってくれることでしょう。影響力は大きいですね。

ただ、自分のレベルアップになるかと言われると、残念ながら難しすぎてならない、というレベルです。

JADE / X JAPAN (X)

少し前に発売された楽曲です。X JAPANなので全体的にキーが高いです。すべて英語歌詞ですので、それも難易度を上げています。

Aメロは低音中心ですがBメロから高音が混ざり始め、サビでキーが上がり切るイメージです。

曲調がゆったりとしているので高いキーを持続する必要があり、喉へのダメージが非常に大きいです。

壮大な曲なのですが、キーが高すぎて雰囲気を作る余裕があまりありません。

そしてとどめとばかりの最後の高音の長いロングトーンにより、喉へのダメージが最大になります。

難易度EXの残りの曲もそうですが、このレベルになると周りはもう驚きを通り越してしまうらしく、逆に反応が悪くなります。

「頑張ったね。」程度の感想しか出てきませんでした。聞いてみたところ、「すごすぎて引いた」とのことです。難易度が高すぎてもダメなようですね。

これよりも1つ、2つ下のランクの曲の方が披露する分には良いでしょう。

unravel / TK from 凛として時雨

アニメの主題歌です。初めて聴いた時から思ってましたが、難易度は限界を突破しているレベルです。

低めの低音に独特の声の出し方。Aメロ、Bメロの時点でキーの高い部分があり、サビでは高い地声のキーと一瞬の裏声の切り替えを要求されます。

加えて最後の方にはキーが少し上がり、曲の速度も少し上がるので、余裕なんてなくなってしまいました。

普段あまり使わない声帯の使い方をするので、喉へのダメージが大きく、連続で歌うなんてとてもできない、と感じました。

この曲はまだ周りから反応が返ってきます。それでも半分ほど引いてしまっているようですが……。必要な技術がこの記事にあげた曲の中で最も多いので、それが効いているような気もしました。

とはいえ自分のレベルアップには、曲のレベルが高すぎて使えません。周りに披露するにも歌い手の体力が持たないので、なかなか使いどころが難しい曲ですね。

本当に調子の良いときでないと歌うのは厳しいでしょう。

瞳の住人 / L’Arc~en~Ciel

この記事最後の曲です。難易度は間違いなくトップです。

なぜ先に挙げたunravelが必要な技術が一番多いにもかかわらず2番目なのかというと、単純にこの曲の要求するキーの高さがおかしいからです。

チューナーを用いて測定した際は恐ろしい程の高音を指し、周りにいる人も「人間が出せる声の限界なんじゃないか」「もはや悲鳴」と言っていました。

この曲をこえるほど高いとなると、ほとんどがボーカロイド曲になるのではないかと思います。

一番高い部分は数か所のみですが、それでも高すぎてギリギリ出すことができるレベルです。曲調がゆったりであることも辛さに拍車をかけています。

雰囲気を作る必要があるのですが、サビの高い部分ではもうそれどころではないです。出すのに必死でした。喉の調子が少し悪いだけで最高音に届かなくなるほどの高さなので、適当には絶対に歌えません。

ちなみに、非常に喉の調子が良いときに3回程度披露しましたが、周りの反応は予想通り「すごすぎて引いた」という感じでした。

このクラスになると全力でパフォーマンスをしても、すごすぎて伝わらないということですね。残念です。

おわりに

難易度別に紹介してきましたが、ただ単に難しければ良いというわけではありません。その曲の知名度や、周りにどう聴こえるかなどを考えると、人前で歌うべき曲というのは変わってきます。

特に最も難しいクラスの曲は、レベルが高すぎて聴いている側が引いてしまう、ということもあり、あまりチョイスすべきではないかもしれません。

歌えないと微妙な目で見られて、歌いきれても微妙な目で見られるのは、もうどうしたらいいのか分からないですけどね。

難しい曲を歌い方はそれぞれの曲のコメントを参考にしながら、この曲なら歌えるかな?というのを試してもらえると幸いです。

また、こういった曲はどうだろうか、というのも持ってきていただければ判断しますので、よろしくお願いします。

もうちょっと簡単な曲は無いのかと思われた場合は、以下の記事をお使いください。周りに披露するという意味では、この記事の曲よりも向いていると思われます。

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